癖との向き合い方
Sさんの答えは「父への接し方を変える」というものでした。
ゆきみちの癖は、父(異物)を受け入れられない、父のようになってはいけないと言う歪んだフィルタです。その歪みの根本に手を加えていくと言う事でした。
大前提として、どうするかは任せると言われました。コーチは相談者の悩みを一緒に考え、客観的な意見をくれ、時には解決方法を提案してくれます。ですがそれをやるかやらないかを決めるのは自分なのです。
これは47話で書いた、『コーチは多くの視点を持ち、質問に対しての返答をくれるが、一つの意見でしかない』と言う部分につながります。
父に会いたくなった
コーチング終了後、衝撃でしばらくボケーっとしていたのですが、ぼんやりと「お父さんどうしてるかな」と思いました。これは今までだったらありえない事です。
48話コメント欄でも書きましたが、ゆきみちは社会に出てからあまり実家に帰らなくなりました。帰ったとしても滞在時間はとても少なく、すぐに外に出てしまう。なんとなく実家に対して息苦しさがあったからです。それがコーチング後に非常に軽くなった事に気づきました。
これはコーチング効果による一時のテンションで、しばらくしたらまた元に戻ってしまうのか…?と思いましたが、現在もなお、私は実家に帰ることが以前ほど嫌ではないし、滞在する事も苦痛ではないです。
ゆきみちは父・そして家族への認識自体が変わりました。
元々、父に対して「直接」暴言を吐いていた訳ではありません。だけど、心のどこかで父を小馬鹿にしていたのだと思います。それがなくなりました。
そして、家族の誰かが父を非難しても私はかなり冷静でいられるようになり、過剰に同調しなくなりました。
確かに父は家族にとって大変な人かもしれない。
それでも父は父だから、私が余計な感情をのせなくてもいい。
そう思えるようになったのです。結果、父への関わり方は大きく変わりました。
心の中にあった塊?が消えた感じ
なるほどね
結局コーチングって何?
転職しよう!と思って受けたはずのキャリアコーチング。何故過去を振り返るのか全くわからなかったのですが、結果、家族とのわだかまりが消えると言う謎現象に見舞われました。笑
キャリアコーチングに対して
なんかよくわかんないけどすごい
と言う語彙力ゼロの感想を持ったまま、さらに進めていきます。
マジで当時は何やってるのかわからんかったよ…
まあよかったじゃない
続く