損するギバーがなくすもの【192】

Doingの出し方

引き続きDoingをどうやって出したのか?の説明となります。

下記が大まかな手順です。

①Being及びそこから導き出される理想像を明確に出す
②現在の自分の状態を出す
③Doingを出す

そして③Doingのポイントですが

①で出た理想像と、現在の自分の差を埋める為のDoingを逆算して出す

となります。

【例】
10年後:一流シェフになりたい
現在:サラリーマン

だとしたら
・5年後の自分はフランスで修行中
・3年後の自分は…と逆算をし自分が到達するためのDoing(行動)を考えていく、と言う事です。

ここまで読んで『そんな事思いつかない』と思われた方、お気持ちわかります。だからキャリアコーチがいるのです。※漫画98話102話は転職でこれを超細かく、具体的にやっているとお考えください。(漫画では省いています。)

未来を描く事が苦手なゆきみちには、地獄のような発想でした。

ゆきみち
ゆきみち

はあああああああ!?

絵に描いた餅

旦那はゆきみちの理想の姿に合わせて、逆算のDoingを書き出していきました。

漫画は一例ですが、私は自分を売り込む事があまり得意ではありません。(転職活動がまさにそれですね)直接営業を避けながら自分をアピールしたり、仕事を受けたりしたいな〜…と言う希望がありました。私ならここで

ゆきみち
ゆきみち

甘えだよね、やっぱ営業しないとだよね

と引っ込んでしまいますが、旦那はそうではありませんでした。

だんな
だんな

この状態(Being)を叶える為、自分の取れるDoingは何だ?と考える。

【Doing】
①誰かに営業業務を依頼する(外注)
②友人、前職の人に紹介を依頼する
③サイトを作り、自分の作品をアピール(SNSで発信)

など。
仮に③を実行すると考え、同時に、1億円を10年後に得られているなら…と考えた時

だんな
だんな

5年後くらいにフォローワー25万くらいに行っていれば良い感じ!

と言い出しました。なお25万と言う数値、何故出てきたのかよく覚えていません…。(ごめんなさい)ただ根拠ゼロで出た数値ではなく、この数値に到達するまでにこんな事が起きて、こんな事ができるようになるから、こんなところから収入の可能性があって、ゆきみちのBeingに近くなるよ!…と言う複合数値が25万だったと思います。

しかし彼の逆算話を聞いていて、私の心はさーっと冷めて行きました。

ゆきみち
ゆきみち

…馬鹿じゃない?

年収一億が出た時からゾワゾワしていたのですが、彼の言う事は私が嫌う

夢で食っていく人の話

そのまんまだったからです。

12話より 私は会社員が一番合ってる

私は元々『明るい未来』を語る人が苦手でしたし、私自身それができなくて苦しんでいます。また会社員(正社員)安定神話を信じている人間で、とても現実的な思考をしがち。

彼の言うことに思わず

ゆきみち
ゆきみち

もう少し現実見たら?意味ないよこんなの

と言ってしまいました。すると彼はこう言いました

だんな
だんな

ゆきみちは、多くの人が陥るブロックにぶち当たってる

続く