低年収はフォローできる
やったああああああああああああああああああ
Sさんはゆきみちがずっと苦しんでいた「低年収について」一つの返答をくれました。
「なぜ低かったのか」「年収を上げるために努力していた事」などを説明すれば十分フォローできる
雇う側(企業側)が聞いた時、低かった事を全く気にしないか?と言えば断言は出来ない。けれど、それは応募書類や説明で十分フォローできることですよ!と言ってくれました。
『年収は社会人の成績表=低い私はダメな人と思われる』
そう思い込んでいたゆきみちにとってこの言葉は、まさに地獄に垂らされたクモの糸でした。
年収は業界によっても変わりますしね
自分の完璧主義を自覚し出す
【完璧主義とは】
万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと 。定められた時間、限られた時間の内にて完璧な状態を目指す考え方や、精神状態のこと(Wikipediaより)
「あなた完璧主義ですね」と言われて「はい、そうです!」と笑顔で即答できる人はどのくらいいるのでしょうか。
ゆきみちは多少自覚はありましたが、心の中では「…とは言え、大したことないでしょ?」と思っていました。何より私は『完璧主義』に対して良いイメージを全く持っていません。(神経質でうるさい人…みたいな)受け入れにくい言葉でした。
ですが、Sさんとこれまでの話をしていくうちに『私は完璧主義かもしれない』と自覚するようになっていました。それに気づいたのは『企業にたくさん応募が出来ない、疲れてしまう』という部分に触れた時です。
私は複数の企業に応募できない自分を、甘えているダメなやつと思っていましたが(※23話参照)Sさんは「完璧主義がうまく働いてくれない、助けてくれないんですね」と言ってくれました。
ダメではなく、うまく働いていない…
確かに私はどの企業にも、どの応募にもちゃんとしないといけないと思っていました。
しないことは失礼だと思っているし、自分が気づけば直せるようなミスをして、不採用になるのは絶対嫌だ!と強く思っていました。その思い自体は相手企業を気遣い、素晴らしい書類を出したい!という立派なものなのですが、どうにもゆきみちの足を引っ張っている。
これまでの状況を文字に書き出し、Sさんと話しただけなのに、『完璧主義な自分』をスルリと受け入れられたのです。
23話のゆきみちの不思議現象①〜③はこの完璧主義が原因と思います
ちゃんとやりたい!って気持ちが強いんだよね
ゆきみちは損するギバー
面談は楽しい雰囲気でどんどん進み、いよいよ例の『卒業したらどうなりたいか』に到達しました。
39話で書いた通り、私の卒業後なりたい姿は転職活動とは直接関係ないと思っていた為、これは答えられないだろうな〜と思っていました。
というかこんな事で悩む人、そうそういないと思ってこれまで生きてきましたので、口に出した事自体が初めてだっだのです。
しかしSさんは内容を読んだ後、こう言いました
ゆきみちさん、損するギバーになってますね
いよいよ漫画のタイトルに到達だーーー!!
ここからがこの漫画の本題じゃん
損するギバーとは一体なんなのか?ゆきみちの問題は解決するのか?そして転職はどうなるのか…?
続く