夢が描けない理由
明るい未来が描けないゆきみち。なぜ私はこんなに現実的なのか?旦那の意見は
お母さんの影響があるんじゃないかなと思う
これを聞いた時、心臓がヒュッとしました。コーチングで受けた指摘(A面の事)とほぼ同じだったからです。
母の特徴は51話の通りなのですが、とても真面目でよく言えばリスクヘッジがうまい。悪く言えば、保守的でわからない事への不安感が強めな人だと思います。(※母の性格を否定する意図はございません)そして私は母にそっくりな面があります。
遡る事52話で描きましたが、私は幼少期母に対して『大人っぽい』自分を演じる事をしていました。
この行動がまさに、明るい未来を否定し『現実的な私』を作り出す一つの行為だったのでは‥と今は思います。
私は現実をちゃんとわかってる!と母を安心させたかった
また、母だけではなく他の家族にも思い当たることがありました。
私は漫画家になりたいと思っていた事があるのですが(幼稚園〜小学校低学年くらい)その旨を父・祖父に告げた所
漫画家なんて一握りの人しかなれない、苦労するよ
と言われた為
じゃあ、イラストレーターになろうかな
と返事をしました。
本気で話したわけではなかったですが、未来を否定されて悲しかったのを覚えています。(二人はイラストレーターという仕事を知らないため、これなら否定できまい…と思ってとっさに出したのです。)
両親にせよ祖父にせよ、私の夢を潰そう!と思っていたわけではないと思います。子供に苦労して欲しくないという親心(心配)があったのだと思います。
また周囲は気にせず、自分の夢を押し通すだけの意思が私になかった、と言えばその通りです。
ただ私の家族はよくも悪くも、物事に対し現実的で真面目な人たちだと思います。
彼らの影響は少なからずあったのではないか…と、今は思っています。
人間って、習慣とか環境の塊なんだなあと思うよ…。あと母親の存在は大きいものなのよね
そうね
過去に答えはない
またA面かー!と騒ぐゆきみちに対して旦那は
気持ちはわかるけど、過去はそっとしておきなよ
と言いました。
旦那もカウンセリングやコーチングで過去に内面の掘り下げをしていますが、もう10年以上たっているので私よりずっと先輩です。私が過去にとどまる事がないよう心配してくれたと思うのですが(ただ指摘したかっただけな気もする)
もっと優しくしてくれよ!
と思って反発しました。
そもそも当時私の心は全開でやさぐれているので。
しかしそこは身内。間髪入れず
羊メンタルとか思ってるのは自分だけだと思う
とツッコミを入れ、ゆきみちがいつもはまっている罠を話し始めました。
なんじゃそりゃ!?
続く