損するギバーがなくすもの【180】

ゆきみちのハマる罠

ゆきみちが未来の話をする時にハマる罠について、旦那は2つの事を話してくれました。今回はそのうちの1つです。

だんな
だんな

1.物事に正解があると思いすぎている

この言葉には色々な意味が含まれていているのですが、そのうちの一つに『損をしたくないと言う思考が先行しすぎていると言われました。

ゆきみち
ゆきみち

どきっ


誤解しないでいただきたいのは、『損をしたくない』思考自体が悪いと言う意味ではないと言うことです。そもそも損をしたい人などいません。注目して欲しいのは、その思考を持った時の自分の感情です。積極的に感じたい、明るい未来を描けるような、良い気持ちが生まれているのか?

少なくとも私の場合は良い気持ちではありません。むしろ暗い。なるべく損(失敗)をしたくないあまり、正解を求めて手が止まってしまいます。

何よりこれを重視しすることで起こる問題…それは

自分が感じたい感情ではないものにフォーカスが当たる

と言う事でした。

何故損をしたくないのか

そもそも「何故」損をしたくないのか?は人によって違うと思うのですが、私の場合は先への不安へとつながります

間違った選択をする→損・失敗する→不安になる
※こうなりたくない

A面のリスクヘッジのうまさが悪い方向で出すぎてしまうパターンだと思います。
※リスクヘッジ…危険を予測し、対応できるよう備えること

彼は心配性なことは悪いことではないし、性格上難しいのはわかるけど、と前置きをした上で

だんな
だんな

Beingを考える時には気をつけたほうがいいよ

と言いました。

感情というのは、自分のありたい姿を指し示すコンパスだから

と。

感情はコンパス

人は成長する中で、自分の感情を押し殺すことを覚えていきます。それは周囲と足並みを揃える為だったり、あるいは向き合うことが辛かったりと、理由は様々だと思います。

しかし否定した感情こそが、自分が本当にありたい姿を示している場合が多くあります

これまでゆきみちは感情を、本音を隠し続ける事を「それが大人だから」と続けていたと描きました。

実は長年やってきたこの行為こそが、

自分の心のコンパス・自分のBeing(ありたい姿)を狂わせる行為なのです

つまり私は、自分のコンパスがかなり狂った状態であることに気づかないまま、コーチングを受けたと言うことになります。

ゆきみち
ゆきみち

全然知らなかったわ…

だんな
だんな

ドンマイ

『ええ…本当に?』と思っていると旦那が間髪入れず言いました

だんな
だんな

…ということらしい、として先に進むよ。正解かどうかは置いておいて。

ゆきみち
ゆきみち

にぎゃー!!

ここでまた考え込み、手を止める完璧主義の私に容赦無くストップをかけるのでした。
スパルタコーチネズミ‥

続く