【Sの章について】
ご本人の漫画掲載許可はいただいています。説明欄↓はゆきみちの勝手な感想が含まれていますので、ゆる〜い目で読んでください!
自分に意地悪
自己肯定感が落ちたSさん。当時を振り返って思う不思議な事…それは
長い目で見て自分の毒になる事をしだしたんです
内容は漫画の通りです。ついお酒をたくさん飲んでしまう〜とか夜更かしでゲームしちゃう〜とか、ある程度自制(自覚)できてる上で行う分には全く問題ないと思います。気晴らし大事ですしね!
しかしこの場合は依存度が高い…というか、自分では制御ができないほどやってしまうと言う意味です。しかも何故かその行為に安心してしまうという。満たされるどころか最終的には自分で自分を嫌ってしまう事になるのに、止められないのです。
化粧もずっとして肌もボロボロ、太ってたしもう散々でした
ギャーーーーーわかるーーーーー
なおゆきみちの場合は1社目の時にどか食いという形で起こりました。(85話)当時は「ストレスで何故か食べてしまう」と一言で済ませていましたが、今思い出すと自己肯定感の低下と連動していたと思います。(実際デザインに関わる2社目に入った途端無くなりました。仕事内容としては2社目のほうが圧倒的に大変だったんですけどね)
太るからと炭水化物を抜いて、週末にチートデイ!って言ってポテトむさぼって体重戻してました。何がしたいんだお前って感じなんですけど、やらずにはいられなかったんですよね…
毎週食べ放題行ってた記憶
なんでポテトなの?ランニングではあかんの?
不思議ですよね
自己肯定感と損するギバー
仕事が忙しかったり、色々あってストレスが溜まってるだけ。自分を傷つけているなんて自覚は全くない。だけど…よく見ると自らも毒のあるドリルで、自己肯定感や自尊心を掘り下げ不安になっている。
そして
その穴を別のこと(人)で埋めようとしてしまう
なんだこの悲しい行為…って感じなんですが(涙)Sさんはこれを恋愛でよくしてしまっていたそうです。ゆきみちは仕事に比べて恋愛ではしなかった…と言いましたが、相手に愛されている(必要とされている)と思いたい気持ちは痛いほどわかります。結果一生懸命尽くしてしまう気持ちも。ちなみに私はこの気持を、69話〜70話で描いた内容と非常に似たものだと思っています。
何かが足りていないから、埋めようとしてしまう。でも自分では何なのかわからないし気付いていない。
しかし悲しいかな、このやり方で心の穴が埋まることはありませんでした。それどころかいつの間にか怒って苦しんで…穴を広げてしまう。
むしろ穴は深まる一方でした…
埋まらないんだよねえーーーー!
Sさんはこの頃の自分は損するギバーだったと懐古しており、私も大きくうなずきました。形に多少の違いはあれど、私たちは非常に似た体験をしていました。損するギバーの行為と自己肯定感(自尊心)の低さは大いに関係がある、と考えています。
続く