損するギバーがなくすもの【152】

【Sの章について】
ご本人の漫画掲載許可はいただいています。説明欄↓はゆきみちの勝手な感想が含まれていますので、ゆる〜い目で読んでください！

【恋愛型】損するギバー

Sさんは

1.仕事を頑張る
2.頼られるようになる
3.重くなる
4.怒りになる
5.限界(退職)
※入社した会社でまた1からスタート

この流れを特に恋愛でしてしまう、恋愛型損するギバーでした。※仕事→恋愛/退職→別れ/入社→新しい恋愛　に置き換えてみてください。

私は驚きました。何故なら自分が恋愛においては自己犠牲をしない為、想像していなかったからです。これは135話で紹介した

人は自分の役割（立場）や相手によって【ギバー・マッチャー・テイカー】が変わる

と同じ事と考えていいのではないかと思います。

ゆきみちは恋人に対して全く自己犠牲しないのか？と言われればそんなことはないと思います。ただ仕事のような気遣いをしていたか？と聞かれたら間違いなくNoです。これは私がモテモテで、男性なんて引くて数多だから強気なのよ☆ということではなく

と思ってしまうのです。※なぜ恋愛ではこうなのかわかりません。

何故Sさんが損するギバーをメンヘラ、と言ったのか理解できました。Sさんは恋人に対して最初は頑張る。しかし途中から思うような反応を返してくれない事に怒り狂い、疲れ、最後はお別れすると言うことを短期間で繰り返してしまっていたそうです。

私は『そこまでしないな〜』と思いましたし『恋愛と仕事は別じゃない？』と思いましたが、よく考えるとそんなことはありませんでした。

ゆきみちとSさんの共通点

ここからはSさんの恋愛における行動を、過去のゆきみちの行動と重ねて見てみます。

はいこれェーーーーー！（4話より）
この状態は、ゆきみちの損するギバー・頑張る期〜怒り期に変わる途中であったことです。

対象が恋人か仕事（同僚）かの違いはあれど、相手の挙動が気になる・放っておけないと言う点では非常に似ている…と私は思っています。

そして相手を気遣い、相手のために…仕事だから…と頑張って進んでいくと、いつの間にか怒りに変わってしまう点も同じです。

なおSさんの元に相談に来られる方は仕事・恋愛両方でこれをやってしまう方がおり

とのことでした。

さて厳しい職場で自己肯定感が落ち、恋愛でもなかなかうまくいかなかったSさん。損するギバーの兆候は、『仕事』でも出ていたそうです。