損するギバーがなくすもの【164】

だんな
だんな

今回はおまけがあるよ!下からGO!

自分の良さを認める

Sさんは他人に対し犠牲的であるゆきみちに対して、幾つかメッセージをくれました。一つは

人の為に学び動ける事が自分の良さであると、自身が認める事

色々なことに気づいた当時の私は、『無知だった自分への憤り・周囲への怒り』でぐるぐるしていていました。感情としては140話の内容です。Sさんへの怒りは収まりましたが、怒りそのものが消えたわけではありませんでした。

どんなに周囲が言っても私自身が「そうだ」と認めなければ、良さや強みになることはありません。これを受け入れるのはまだ時間がかかるな…と思いました。

ゆきみち
ゆきみち

己と向き合う時間が必要でした

本当の利他的とは

続けて最も大事な事

本当の利他的とは自分が先であると理解する事

※利他的…自分を犠牲にして他人の幸福・利益のために尽くすさま。

これがゆきみちに長い間抜け落ちていた部分でした。
私はずっと、自分より他人を優先し動くことが良い事、そうしない事を冷たい・よくない事と考えていました。

第2話より

しかし実際は自分より他人を優先しすぎてはいけなかったのです。

自己犠牲をやり続けるとどうなるか?については159話162話をご覧ください。
なお念のため書きますが

他人の為に動く事が悪い

と言う意味ではありません。136話2ページ目でも書きましたが、他人の為に動く行為そのもので自分が満たされる(戻ってこなくてもOK)のであればなんの問題もございません。これは自分軸の『得』するギバー状態だと思います。

136話 おまけより

ただ私は、得するギバーの多くは見返り無しでも与える事ができる!…というより自分のやりたい事を通して相手にも利益をもたらす事ができる人ではないか?と考えています。そもそもが自分のやりたいことだから、パンがぽこぽこと常に焼けている感じ。相手の動向は二の次。
例:サッカー選手

42話よりギバーは2種ある
だんな
だんな

サッカー選手はまず自分がやりたくてサッカーをしてる。それが結果的に周囲へのギブになってる流れ。

ゆきみち
ゆきみち

自分が先なのよね〜

また自分より他人を優先しないというのは、他人をないがしろにしろ!という事でもありません。行動の主軸をもっと「自分の本心はどうか」に重きを置くという事です(自分軸)。自分をまずピラミッドの上におき、その上で自分がきついと感じる事まで相手を察して動かなくて良いということです。

私は、これができていませんでした。できなかった理由はこれまで描いた通り、思考の癖をはじめとする嫌われたくない、必要とされたい、それが正しい事という認識…などなど多数。これらは全て「自分」ではなく「他人がどう思うか」を基準にした他人軸でした。

私は「自分の気持ち」を置いてけぼりにしているのです。

損するギバーをすればする程「他人軸」に晒され続けます。判断基準が他人の反応だから、スキルが上がっても何故か自信がつかない。結果、私の場合は転職活動が怖いという状態につながったと思っています。

ゆきみち
ゆきみち

もっと素直な自分の気持ちを優先したほうがいい

損するギバーがなくすもの

ということで
プロローグで書いた内容と合わせこの漫画のタイトル回収となります。

損するギバーは「他人から仕事を押しつけられる」「搾取される」「損をする」と言われいわゆる「成功」から遠い人間であると言われます。
成功とは何か?と言う定義はさておき、私は長年損するギバーをしたことでとても大事なものを無くしてしまいました。

それは

自分自身の顔

です。(本音、本心と言ってもいいかもしれません)
気がつけば、完全に自分の人生の舵を取れなくなっていました。

ゆきみち
ゆきみち

こんな事になってるなんて思わなかった…

もし今ゆきみちのような状態に陥り苦しんでいる方は、どうか一日も早く自己犠牲ループから抜けていただきたいと思います。この状態に長く居て良いことはないです。

この漫画は、その仕組みを伝えるために描きました。

なお抜ける際のポイントは、今他人に向けている愛を、もっと自分自身に向ける事です。

他人は思うように返してくれませんが自分は100%返してくれますので…

だんな
だんな

今回はおまけがあるよ!