











【Sの章について】
ご本人の漫画掲載許可はいただいています。説明欄↓はゆきみちの勝手な感想が含まれていますので、ゆる〜い目で読んでください!
Sさんの過去
損するギバーは自尊心が低く自分を大事にできない。しかしSさんはそうは見えない。これに対する答えは

自尊心も自己肯定感も高い方だった
自分の明るい未来やワクワクすることもすぐ思いつくタイプだそうです。やっぱりな〜!と思ったのですが、Sさん曰く

アホほど高かった

ア…アホ?
Sさんの過去が徐々に明らかになっていきます。
ポジティブ・モンスター
Sさんは4人兄姉の末っ子。とても優しいご家族に囲まれ過ごしたそうです。こう聞くと彼女の自己肯定感の高さ、そして自信のある雰囲気はそこから来ているのかな、幼い頃の環境ってやっぱり大きいな!と思ったのですが…新卒時、彼女にとってある問題となり現れたそうです。
それが
過剰なポジティブ思考
これを聞いたとき『ああー!』と思いました。思い返せば私の新卒同期にも、自信た〜っぷりに先輩や上司に意見し、疎まれている人がいました。多くの場合本人は意識していないのだと思います。ゆきみちの思考の癖と同じく、そう言うものだと思って生きてしまっているだけで。
またSさんの入った業界は飲食業界だったとのこと。彼女は今とは全く違う接客業に従事し、料理に合うお酒をオススメしたりしていたそうです。

全然違う!
落ちていく自尊心・自己肯定感
自己肯定感も自尊心もたっぷりの当時のSさん。いつもニコニコピカピカで、明るく元気。こう聞くと良く聞こえますが、彼女曰く

私は礼儀がなかった。世間知らずだった。
Sさんはその職場で初めての新卒採用だったそうで、職場の人に
相当叩かれたそうです。
ポジティブで前向きだけど社会人としては経験も浅いSさん。対して相手は長年礼儀を重んじ、上下関係の中で技を磨きながら生きている寡黙な職人。
私は自身が技術職だったこともあり、Sさんが職人たちにどう思われていたか…なんとなくわかります。
ほぼ真逆と言っていい生き方をしていた彼女を受け入れるのは、難しかったのではないかと思います。

うあああーーーー
Sさんは叩かれてもめげずに職場に適応。しかし怒られる度自己肯定感・自尊心・自己有用感、全てがどんどん落ちていき

自分は大した事がない人間なんじゃないか
そう考え、明るい未来を描きにくくなっていったそうです。
続く