人間関係が変わる
自分を肯定する事に慣れ始めたゆきみち。すると変化は周囲の人間関係にも出始めました。他人の事も責めなくなっていったのです。
そもそも自分や他人を攻撃したくなるのは
(普通)●●は××だよね?
という強固なマイルールを持っているからです。
今回のゆきみちの場合であれば、コンビニよりスーパーで買う方が良いよねと言った具合。そのルールを守るべく自分は頑張っているし正しいと思っている。だからそのルールを破ってくる他人が許せないし嫌なのです。
この意識が変わりました。
私が「ルールを守れなくても大丈夫」と肯定できるようになると
守れない相手もそのままで良い
という意識に変化したのです。私も無理しない→あなた(旦那)もしなくてOK!という事です。
このように書くと
それ解決になってないでしょ?
と感じる方がいるかもしれません。そこで行われたのが楽を目指した話し合いです。私はやりたくない、あなたもできない。この『やりたくない→楽したい!』を叶える方法(選択)はないかな?と考える。今までゆきみちが取ってきた、真正面から問題と向き合い努力で解決する選択から、別の選択を見るように変わっていったのです。
そして(楽をしたいから)自分が苦手な事は旦那に丸ごと任せてしまうようになりました。こう書くと無責任なように聞こえますが、以前と明らかに違った点がありました。相手に頼んだ事は結果ごと「ま、いっか」と受け入れできるようになったのです。
以前の私はこれがとても苦手でした。表面上は「いいよ」と言いながら本心はそう思っていない。結果をコントロールしたいので自分で抱え込む。(123話恐怖の根源)不安という紐で相手と自分を繋ぎ、監視しているような感覚です。
自己肯定が進むとこれが減っていきました。
夫婦仲も良くなったよね
…
母と喧嘩する
この変化が起き始めると心がとても楽で
いい感じ〜★
と思う事が増えました。またこの体験から
旦那以外の人にも楽に関わる
ということにチャレンジしだしました。具体的に何をしたかというと
- 遊びは自分の予定を最優先
- 気乗りしない事は断る
- 会話は本音で答える
…など
特に3.を意識してやりました。
この挑戦において最も苦戦を強いられたのは母親でした。私は母の不機嫌な顔、悲しい顔を見るのが苦手でずっと避けていたからです。(無意識だったのですがコーチングで気づきました)
でもどんなに嫌な顔をされても折れて同調する態度をやめました。和して同ぜず※を貫いたのです。
※人との和やかな人間関係は心掛けるが、その場かぎりに、無責任に賛成したりしないという意味
私は私、母は母。どんな状態でもOK!
結果喧嘩もしましたが、罪悪感や不安で心が動く事はありませんでした。また一時的に母と不仲になっても戻れるし、友人は言わずもがなで関係は変わらない。それどころか楽になりました。
私が思うほど気を使わなくても、相手は相手で大丈夫なんだという事がわかり始めると、自然と自己犠牲(損するギバー)が登場する機会は減っていったのです。
自分がどう思うかが一番大事ですな
俺はねこちゃんにそんな気持ち
続く