損するギバーがなくすもの【136】

※今回は2ページ構成です。おまけ漫画は下からGO!

旦那は損するギバー?

自分の損するギバーの行為は『相手からの見返りを求めてやっているの?』と思ったゆきみち。一瞬

ゆきみち
ゆきみち

なんかやだ

と感じました。相手の助けになりたくてやってたよ?こちらの好意を返さない相手も悪いでしょ?とずっと思っていたからです。

そこで旦那と自分の「損するギバー流れ」を見返してみます。もし私と同じなら、怒りや疲れが発生するはず…すると彼は怒っていないし疲れてもいない。この違いは何か?
実はこれがとても大きなポイントになります。

自分がやりたいかどうか

彼は私に言いました。

だんな
だんな

俺がやりたいからやってる。俺が猫を好きかが大事で、猫が俺を好きかは関係ない。

ちなみにこれしょっちゅう言ってて、たまに軽い狂気を感じますが、彼の言葉と行動をそのまま文章にすると

自分がやりたいからやっている。相手に何も求めなければ、怒りは起きない

という事です。私は『人のために動いているし、返さない相手が悪い』と思い怒っていましたが、猫に対しては旦那とは異なっている自分に気づきました。
こう書くとなんだか酷い人のようですが「猫のためにトイレ我慢しないなんて冷たい奴!」と旦那に怒られたら勘弁してくれと思います笑

ゆきみち
ゆきみち

ごめん…そこまで付き合えないわ

極端な事を言えば、仕事に対してもこう↑言えばいいのです。しかし仕事を断ることには罪悪感、ダメな事でしょ!?と思ってしまう。69話でも描きましたが、「嫌なら断ればいい」ができないし、許せない。そこが問題なのです。

何を期待しているのか

では私がやりたくない事を、相手に何か見返りを期待してやっていて、叶わないから怒っているのだと仮定します。だとしたら何を期待しているのか?です。

そこで、ここまでコーチングで学んだ事がふと頭をよぎります。「思考の癖」です。

ゆきみちの思考の癖=他者から不要と思われてはいけない

思考の癖と損するギバーの関係性については70話でSさんが仮説を出してくれていました。彼女は「父のように不要と思われたくないからやってしまう」と言いました。これに感情の名称をつけるなら

恐怖

しかし表裏一体の形で、別の感情が発生している事に気づきました。それが

期待(欲求)

不要になりたくない(恐怖)の裏にあるのは、必要とされたい!という欲求であり、相手に『必要と思ってね』という期待でもあります。それらの為に、自ら行動を起こしてしまっているとも言えます。

この癖は子供の頃の家庭環境から生まれたもので、大人になった今は適応されません。一部の他人に不要だと思われても生きる方法は沢山あります。

しかし頭ではわかっても、大人になった今も不要になるのが怖い=必要とされていたいから「仕事を断らない」と形を変えて、癖として繰り返している。私は他人への期待と恐怖の間で右往左往しているのではと思ったのです。

ゆきみち
ゆきみち

「癖」になるものは大抵、自分の恐怖や欲が絡んでる気がする

だんな
だんな

やめられない飲酒とかもね

…と、ここまでが当時の仮定です。なお現在の解釈も少々混ざっていると考えてください。

自分の理解だけであれば『かもな~…』で終わったのですが、この仮説はあながち間違っていないかもと思えるある事件が起きます。

それはまた後日〜!

ゆきみち
ゆきみち

今回は少しおまけが漫画があります↓2ページへGO