逆褒め日記
褒め日記に厳密なやり方はないそうなので、この名称はあくまで「ゆきみちのこれまでのやり方の逆」と思ってください。
私は
自分が努力し成功した事・我慢の上に成り立った事
を褒める人生でした。
145話で書いた「条件付け」の根っこにあるのがこれです。
これこそが自分を苦しめる行為だとわかりました。そこで
これまで自分が避けていた事、よくないと思っていた禁止事項をやった自分を褒める、逆ほめ日記をつけました。
特に私は健康・お金に対する禁止事項が多いタイプです。
・お金をたくさん使う行為
・太りすぎる行為
・ダラダラする行為
など
例えば…昼寝をしすぎると、「すっきりした」より「時間を無駄にしてしまった」と罪悪感でいっぱいになります。
しかし、当時の私はあえてそう言った事をしました。太ることもお金も気にせず、値段よりメニュー内容を見て食べたいものを食べ、ちょっとでも楽できそうな事はお金を投入、朝から晩までゴロゴロしました。
私が疲れる事はしない。私が嬉しい事をする。結果はどうでも良い
もちろん今まで通り、何かができた事も褒めました。でも自分の感情の赴くままに動いた事を「自分に優しくできた!」とし、優先的に褒めました。正誤は考えずとにかく感情を優先。
思えばこれは、137話で描いたお風呂の時と似ていると思います。
私はこの時、自分を条件なしで褒める事で自分の心が喜ぶ経験をしました。本当に気持ちよかった。だから逆褒め日記を積極的にできたのだと思います。
押してダメなら引いてみろ大作戦
問題は放っておいても良い
もう一つ、この日記を書いている時積極的に褒めたことがありました。
問題を放置した時
です。
私は心配事が生まれると、不安を解消するべく準備し備えておきたいタイプです。それが自分を安心させる唯一の方法と思っていましたし、私がここまでやれてきたのはこの心配性のおかげだとすら思ってました。
確かに備える事は大事なのですが、私のようなタイプの場合、今考えても仕方ないよね?ということまで心配している事がとても多いです。問題は時間が解決してくれることも多々あるのに、心配事に心が占拠されやすいというか。
なので
考えるのやめた。寝よ
とできた時猛烈に褒めました。もちろんその後また悩んでもいいのですが、とにかく一旦離れる、という選択を取れた事を褒めまくりました。
寝ると気持ちも切り替わるしね
※なお、この問題放置におすすめなのは【悩みを紙に書き出す】です。この話は別で漫画を描きたいな…と思います。
こちらです↓
問題に無理に向き合わない事、自分の感情のままに動く事、禁止事項をやる事。
今までは罪悪感や不安感でできませんでした。真面目に、怒られないようにする事をずっと守っていたからです。
しかしそうやって頑張っても報われなかった。それどころか体調を崩した。結果ゆきみちの中で
真面目さや努力に対しての価値
が高速に落下し
力が抜けるようになっていた
のだと思います。
褒め日記も、やったりやらなかったりしました。
自分を責めるくらいならやらなくていい
続く