損するギバーがなくすもの【172】

自分をレスキュー

突発的に起こる怒りと、全てがどうでも良くなる無気力、そして唯一楽しくできた携帯ゲームを繰り返すゆきみち。「疲れたくない」を合言葉にぼんやり過ごしていましたが、それでも頭の中にあったのは

ボロボロになってる自分の事

でした。128話〜の経験により自分の中にはもう一人自分がいて、「私が」めちゃくちゃ攻撃しているという事がどんどん腹に落ちていました。例えるなら

即入院しなくてはいけない重症の人が目の前にいるのに、無視している

感じです。当然転職の事も気になるのですが、不安から自分を走らせようとするのは外でもない私。これはダメじゃない…?と。

8話 エネルギーは前職から切れていた

この時の意識が146話で紹介したセルフコンパッションへと繋がるのですが、それとは別でやり始めていたことがありました。それが

自分で自分を褒める

と言う行為です。

自分褒め日記

「自分を褒める日記をつける」
通称、褒め日記と呼ばれます。

方法をざっくり書きますと、自分自身のいいな、と思える点を一日3つ書き出してみると言うもの。いいな、と思えることはなんでも良いとされます。(書籍やネットの紹介記事などありますので、気になった方はぜひ調べてみてください)

私は前職に勤めていた頃、この手法を「ストレス解消法」として知りました。軽い日記をつける習慣があった私は

ゆきみち
ゆきみち

できそう!

と思い、しばらくやったのですが‥続きませんでした。
なぜ続かなかったのか?コーチングを受けた今ははっきりわかります。

「正しいやり方」や「即効性」にばかり目が向いていたからです。

私は何か新しいワークや習慣を取り入れる際

・完璧主義
・せっかち(すぐ効果を感じたい)
・無駄だと思う事をしたくない(損をしたくない)

これがすごく出ます。

この場合の完璧主義というのは、ちゃんと正しいやり方を続けないと、正しい効果は得られないと思い、数日ワークを休んだだけで『あーもうダメだろうな』『向いてないのかもな』と考えて諦めてしまう。前話で書いた事とも繋がるのですが、理想の自分や理想の結果を描きすぎるために起きるのだ思います。

なおこのタイプの人は、目新しいHowtoを求めてしまう、ノウハウマニアになってしまいがちです…ワイや!(涙)

ゆきみち
ゆきみち

完璧主義ってこう言う時も出ちゃうのよ!

Sさん
Sさん

ワークはフワ〜ッと、ゆるくやるのがコツです

だんな
だんな

自分の気分が上がることが大事

しかしコーチングで自分の特徴を知った事、またジャーナリング(45話)を通し、紙に書き出す事の効果を身を以て知った私は、褒め日記そのものに問題はない!と確信を持っていました。褒められれば嬉しい、というのは人間の本質にあるからです。


同時にこれまでコーチングで得た自分の特徴、やる気のない現状を踏まえ、どうやったら自分を褒める事ができるか?気分良く続けられるか?を考えてみました。行き着いた方法が

頑張らない自分を褒める、逆褒め日記

です。

だんな
だんな

続く