損するギバーがなくすもの 番外編【6】

悩みから離れる方法

ゆきみちは心配性で、悩みから頭を切り離す事が苦手です。結果自分のエネルギーや時間が吸われていることが多くあります。

今回と次回は、173話で触れた「悩み(問題)放置」のやり方について2話完結でご紹介します。

1.悩みを箇条書きで書き出す

45話ジャーナリングを紹介した時の話とかぶるのですが、人間は頭の中で考えている時、悩みを膨らませている事が多いです。例えば

ゆきみち
ゆきみち

今日はお昼何にしよう

と悩んでいたとします。すると

・パスタにしようかな
・でもパスタって太るよね…ダイエットしなきゃ
・そういえば健康診断もある、去年数値ヤバかったなあ

お昼ご飯の悩みが枝葉のように広がり、ダイエットや健康診断への心配へと繋げてしまう。こういった事をよくしてしまうので、一回外に出す。それが悩みの箇条書きです。

2.悩みの優先順位をつけ、仕分ける

続いて悩みに優先順位をつけ、高いものから対応します。その前に以下の方法で仕分けをします。

自分に解決できるかどうかを考える
→解決できそう:取れる行動を考え、実行
→解決できない:保留・逃げる・捨てる(諦める)・相談する…など

またこの仕分けの時

「他人」が主語になっている事で悩んでいないか

をみます。
166話で描いた「他人と過去は変えられないと同じ話なのですが、このタイプの悩みはほぼ解決できないからです。
例えば漫画で描いた

だんな
だんな

面接官が自分の職歴をどう思うか

この場合、自分でやれる事は無職期間の説明を丁寧にする…などあくまで間接的な事で、解決には至りません。面接官の感情は面接官のものだからです。

こういった類の悩みは、捨てるか放っておくしかないのが結論です。…が

ゆきみち
ゆきみち

それでも悩んじゃうんだよね〜

だんな
だんな

……

悩む時間を決める

答えが出ない事にずっと悩んでしまう…!そんな時ゆきみちは

悩む時間をあえて作る

一日の中で何時〜何時までは悩む!と決め、悩みます。
なお身も蓋もないことを言いますが悩みは解決しません(笑)ではなぜこれをするかというと

自分の感情を感じる時間を取るため

です。
これまでの漫画で描いてきましたが、私は自分の感情に蓋をしがちです。

感情を殺す事に慣れている

考えても仕方のない相手のこと・答えのでない未来の事にぐるぐる思いを馳せてしまう。それが私なのです。だけど私は

また同じ事で悩んでいる(バカだなあ)

という自分の心の声が出てきてしまい、ダメダメと蓋をしようとします。

だからそんな自分に寄り添ってみる。どんなに悩んでも意味がないとわかっても悩んじゃう、自分のための時間です。

なおこの時間で大切なのはどんな感情も否定しない事だと思います。感情は否定せず「私今○○なんだ」と肯定すると暴れにくくなります。時には「大丈夫」と声をかけたりもしますが、悩んでる時はできなかったりするので、基本的には黙っています。

ゆきみち
ゆきみち

無理にポジティブにならず、否定もしない。

これを少〜しずつ繰り返した結果、以前よりは答えの出ない事で悩む時間は減ったと思います。

…とはいえ、こんな風に割り切ったりできず、なんだかわからない不安に飲み込まれる事もあります。
次回は、漠然とした悩みに襲われた時どのようにしているかを紹介します。

だんな
だんな

続く