漠然とした不安を軽くする方法
今回は前回に引き続き、悩みについてです。特に漠然とした悩みに襲われた時どのようにしているか?のご紹介です。なおこのやり方ですが
どうかご自愛ください 精神科医が教える「自尊感情回復」レッスン
ユン・ホンギュン(著)/岡崎暢子訳
と言う書籍からの引用です。こちらは自尊感情をテーマに精神科医が書かれた本なのですが、特に自尊心・自己肯定感の低さを意識されている方にはとてもオススメです。
- そもそも自尊感情とは何か
- 人生において自尊感情がどれだけ大事か
- 低いと何が起こるのか、起こりやすい問題
- 心の習慣について、自尊感情を高める方法
などなど。
自尊感情について具体例も多くわかりやすい本です。
※余談ではありますが、こちらの書籍にも146話セルフコンパッションで紹介した「セルフハグ」とよく似た方法が紹介されておりました。
今回の話は書籍内で紹介されていた、悩みから漠然とした不安が生まれた時に軽くする方法です。
するとどうなりますか?と繰り返す
やり方は漫画の通りです。私はこれを、前回番外編6で書いた人間は頭の中で悩みを膨らませている、を紙やペンを使わずに知る事ができる方法だと思っています。
この方法は悩みを根本的に解決するわけではありません。しかし
- 本当は自分は何を不安に思っているのか?
- 不安は本当に起こるのか?
この2点を客観的に見つめる事ができます。
なお私の場合、質問を繰り返すと大抵
・お金に苦労する
・ひとに笑われる、嫌われる
が出てきます。なんとここでも思考の癖(不要と思われたくない)が出るのです。悩みの内容は違うはずなのに、似た事を不安に感じている事に気づくと
またお前かYOーーー!
と自分で自分に突っ込んでしまいます。
これが今日の私の絶対値
完璧主義で、ちゃんとしなきゃと考えがちな私は、悩みに対しても同じように真摯に(笑)向き合う傾向があります。悩み考え、自力で解決することが正しい!と思ってしまいます。
でも過去を振り返ると、放っておいたら別の方法で解決していたり、問題自体を忘れてしまう事もありました。むしろそちらの方が多いかもしれません。悩み考えることが最適解ではない、と今は思います。
113話でご紹介した心理カウンセラー衛藤信之先生がおっしゃっていた言葉で
これが今日の私の絶対値である
※今日やれることはやった!
と言うものがあります。
何はともあれ寝る前には自分に「今日できることはやったよ、また明日ね」と声をかけてあげること。悩みはある程度考えたら、手放し放置することもとても大事だと思います。
自分への負荷は少なめで…!
フワフワ
続く