この話は、ゆきみちがコーチングを受けた後に偶然見た早稲田メンタルクリニック益田先生の動画内容に対して
これは本当にその通り〜!
と思った事を漫画にしております。
新雪の丘とは
人は皆生まれたときは真っ白な雪の丘。だけど色々な経験を繰り返す事により跡ができ、それをなぞり続けてしまうというお話です。
136話、そして142話で描いた話そのままでした。私はこう言った事を眉唾物だなあ、だとしても私は大した事ないだろう(143話)と思っていたのですが
※お恥ずかしながら、私はこう言った現象を幼少期に周囲から激しいいじめや虐待を受け、心に大きな傷をおわれてしまった方「だけ」の話だ…と思っていました。
現在は諸々の経験を経て、もっと身近で誰でもあるものだと思っています。
跡は何故つくか
漫画では、水をこぼして怒られる!というややネガティブな例を出していますが、同様の事は一見ポジティブな事でもおきます。例えば小さい頃に
1.あまり関わりがない人と、たまたまトイレに行った
2.そこで話が盛り上がり、仲良くなった!
これが自分の中で成功体験として頭に刻印される(ソリの跡がつく)と
自分はトイレに行きたくない時も、一緒に行ってしまう
こんな風になったりします。このソリの滑り方は、大人になったら不要なのですが
・人と仲良くなれた(喜び)
・人と仲良くなりたい(期待/欲)
・一緒に行かなかったら仲間外れにされるかも(恐怖)
このように色々な要素を含んでしまい、大人になっても似たような事をしてしまう事があります。
成功体験などというと、賞をとったとか褒められたとか、良いイメージを持ちますが、そういう事だけではありません。例えば
自分が悪いと謝れば、怒られなかった。
これも『苦痛を避けるための成功体験』の一つになってしまいます。
この跡がつく理由は個人でバラバラだと思います。他人から見て「え?」と思うような些細な事もあるでしょう。しかしこれらは自分にとっては生き抜くための術であり、必要なものだった。恐怖や期待などと深く絡んでいるからこそ、大人になっても手放せない。結果、自覚のないまま自動的に華麗に滑り降りていると思います。
なお、この跡は私がコーチングで見てもらった『思考の癖』とほぼ同様の事です。
思考の癖=ソリの滑り方
思考の癖は色々あるのですが、コーチングではその中でも特に、現在の自分にとって大きな障害になっているものをコーチと一緒になぞっていった、と思っていただいて良いかと思います。
客観的に見て「自分がどういう滑り方をしているのか?」を知ることはとても大事なことだと思います。
自分では自分の滑り方がなかなか見えないのだ…
一人でやるのは最初は難しいですね
有名な方なので、益田先生のYoutubeをご存知の方も多いかもしれません!とてもわかりやすいです。
※新雪の丘の話は9:15あたりからです!
続く