損するギバーがなくすもの【145】

多くの気づき

体調を崩し、コーチングを休んだゆきみち。
転職しようと意気込んでいた私には絶望的な事のように思われましたが、本当に大切な期間だったと思います。今回は128話〜144話のまとめです。

私がこの期間を経て得たことは

自分は自分を褒めないどころか、結果的に虐めている

と言う事でした。褒めない、はこれまで描いた通りですが、条件付け(「○○だから××」)をしなければ褒める事ができないと言う事です。この条件付けと言うのが私の場合は自分を貶める、厳しい方向で考えがちでした。(かつ白黒思考でその方向以外は却下する)これがそのまま今の自分を、過去に頑張ってきた自分を傷つけているのです。

解決策などは全くわかりませんでしたが、自分の問題は転職の先(周囲環境)の問題ではなく、自分の中にあると認識するようになっていました。

ゆきみち
ゆきみち

どんなに良い条件の環境にいても、私が私に冷たく当たっていたら…変わらないよね

だんな
だんな

そうね

自分が疲れない選択

思考の癖、完璧主義、白黒思考、A面B面…私はコーチングを通して様々な自分を見つめてきました。物事にはなんでも良い面と悪い面があり、自分の嫌な所だって裏を返せば長所だと思うようにしていた『つもり』でした。(長所と短所は表裏一体と言う意味です)

でも振り返ると、どんなに表面上で取り繕っても心の底では自分の嫌な所を憎んでいたと思います。特に思考の癖を激しく憎んでおり、この癖を叩き割りたい!無くさなきゃ!と思いながら習ったワークをしていました。癖をなくせば幸せになれると思っていたからです。

でもこの頃には

ゆきみち
ゆきみち

それはもういいや…

と思うようになっていました。なぜそう思うようになったのかと言えば、ものすごく雑に言うと

「なくそうとすると疲れるから」

なんですが(ゆきみちはこの頃やる気が全くありませんでした)

ゆきみち
ゆきみち

あんまり自分に無理させたくない、その方が

と思うようになったからです。
この『自分が疲れない選択をする』と言うのが、白黒思考で完璧主義な私にはとても大事な変化でした。

もっと自分に楽をさせたい

私にとって何かを『諦める』と言う事は『自分の弱さを認める』と言う事であり、同時に

=出来ない自分を責め、見切る事

でした。何かを諦めようとすると「ほら見たことか!できない挑戦をして恥ずかしい奴め!」と私をなじる私が出てきてしまい、イライラします。そいつを黙らせたい、黙らせるべき、と努力を重ねていました。

でも今回の体験を経て、自分の判断基準に
『疲れるか、疲れないか』が追加され、疲れるものはしないようにしだすとイライラは薄れていき、

もっと自分に楽をさせたい

と言う意識が芽生え始めたのです。

ゆきみち
ゆきみち

努力で育む己との友情は、もうお腹いっぱいッス!

だんな
だんな

うえぇい!

もっと自分に優しくなりたい…楽に生きたい、と思い始めてから私はある一冊の本に出会います。

「生きづらさの根っこの癒し方」 石上友梨(著)

次回はこの本の一部を紹介します!


続く