損するギバーがなくすもの【159】

※今回はおまけ漫画があります。下からGO!

「損するギバーはア●パンマンと同じ」とはどういう意味か?ゆきみちなりの考察です。

ア●パンマンを否定する意図はありません。ア●パンマンは究極の自分軸であり真似できない(しなくていい)と私は思っています。

自己犠牲の先にあるもの

怒り疲れる理由

これは136話で書いた内容と同じです。意識的であれ無意識であれ、怒るのは相手に見返りを求めているから。疲れるのは自分の思うように返ってこないから。

心理学で【怒りは第二感情】という言葉があります。人間は怒るとつい『●●が私を怒らせた』と思いがちですが、怒りの前には別の感情が挟まれています。

例)
部下が、お得意先の名前を書き間違えた
→あり得ない!と怒る

これは

部下が、お得意先の名前を書き間違えた
→こんなミスはしないよね?という期待(第一感情)
〜裏切られる〜
→あり得ない!と怒る(第二感情)

第一感情は期待・悲しみ・恐怖など様々ですが、怒りは多くの場合、自分の期待が裏切られた時に起こりやすいと思います。またこの期待はこれまでの自分の習慣が元になる場合がほとんどだと思います。

『私がやってきたように、あなたもして欲しい』

自分と同じように返して(行動して)欲しいと思ってしまうのです。(※これまでも紹介した投影の法則です)損するギバーは自身のお察し能力の高さから、期待のハードルが高くなっている場合が多いと思います。

ゆきみち
ゆきみち

お察し能力高い=気遣いが多い=相手への期待が上がりやすい

減った顔は見えない・返せない

相手の為に自分の顔(時間・労力・気持ち)を渡したとしても、目に見えないものを正確に測ることはできません見えないのですから同じように返すことはまずできません。

しかし自分の顔は確実に減ります。すると…いつのまにか返してくれない事が恨みとなり、依存へと発展してしまう。ジャ●おじさんの役割を相手に求めるようになるのです。損するギバーと依存の関係については42話でSさんも出していました。

この「依存」についてはさらに重要な点があるのですが、後の話で深掘りしたいと思います。

自己犠牲は幸せになれない

Sさんの元カレがここまで細かく考えていたかわかりませんが、少なくともお互い幸せになれないということはわかっていたと思います。また元カレの主張は自己中にも聞こえます。だから彼は「誤解されると思う」と付けたのでしょう。

彼は協調性が無いとも言えますが、自分という人間に対して世界一優しい人であり

Sさん
Sさん

自分で自分のご機嫌を取れる人

とも言える。彼の考えは『良い』『悪い』という二極で考えるものではなく

自分を優先できない損するギバーに欠けている要素

だと私は思っています。



〜余談〜:Sさん曰く

Sさん
Sさん

元カレはとても極端で、全く譲歩できない人だったと思う

とのことですし、私も聞いていて

ゆきみち
ゆきみち

行き過ぎたら結構冷たい人かもな

と思ったので、この人と一緒にいて幸せなのか…?はまた別の話です笑。(なかなか不義理で失礼な事を平気でする人だったみたいです。)

だんな
だんな

今回はおまけがあるよ!