損するギバーがなくすもの【49】

自分をアピールできない

過去を振り返る宿題をしっかり埋めて臨んだセッション。その前にSさんより話がありました。
それはゆきみちのこれまでの作品集を見た上で『LINEスタンプや着せ替えなどを作ったら売れるのではないか?』という話でした。

対するゆきみちの答えはNO。

ゆきみちはデザイナーをしていましたし、イラストを描く(かつそれを商品として売る)仕事もしていました。ですが、仕事以外の場所で自分の作品を作って売ったり、それをSNSでアピールする…といったことがとても苦手でした。
やっている人を心から凄いと思っていましたし、ちょっと羨ましくもありました。それは作品の上手い下手、良し悪しではなく、作品を公開する行為自体、私が圧倒的に苦手なことだったからです。

実はこの感覚、これまでに出てきた漫画のとある感情にとてもよく似ていました。

ゆきみち
ゆきみち

世間的にはクリエイターと呼ばれる職についてたんだけどね

だんな
だんな

仕事は仕事〜って分ける人もいるけどね

自分に独立はできない

遡ること第12話でゆきみちは、独立をする気はないという話を描きました。
例えスキルがあったとしても、自分をアピールしたくない…という気持ちは、『独立したくない』気持ちとよく似ていました。

『独立するからには、自分の作品や自分をアピールしなくてはいけない』というルール(?)が自分の中で出来上がっており、なんとなく、嫌だな〜そんなのできない〜…というモヤっとした感情が湧き上がるのです。これまでの職場では自分の作品を世の中に出しているにも関わらず

どうやら私は、会社という枠から外れるとそれができなくなるようなのです。

ゆきみち
ゆきみち

これ本当になんなのかわかりませんでした…意味がわからん

Sさん
Sさん

強烈な思考の癖が見えますよ!

ということで、いよいよSさんと思考の癖を見つけに行く旅がスタートします!

続く