損するギバーがなくすもの【54】

家族が与えた影響

一回家族についてのまとめが入ります。私が家族から受けた大きな影響は主に下記です。

母:好きだから似る。彼女が嫌がることをしなくなる。
父+祖父:働かない男性は『迷惑』 『男性とはこうあるべき』とい
う男性観が染みつく

ゆきみちはこれまで、自分の真面目さや見切りの早さ、新しい事に挑戦できない事など、自分が母に似ている事は自覚していました。同時にこれは遺伝なのだと思っており、遺伝だから直せない・仕方ない、と思っていたのです。しかしSさんと家族の事を振り返るに当たり

好き故に、その人に合わせた行動をとる真似をして自分に取り込んでいる

という事を言われ、確かに…!と非常に納得しました。
親子でなくとも、憧れた人の動作を真似したり、取り入れるというのは今でもやる事があるからです。自分が好きになった人の音楽の趣味を調べて、試しに聞いてみたりするのも典型的なそれですよね。

ゆきみち
ゆきみち

改めて言われると納得感がすごかったです

何より、もし遺伝だというのであれば弟や姉にも全く同じ様に引き継がれても不思議ではありません。彼らを改めて思い出すと、基本的にみんな真面目ではありますが、性格は見事にバラバラなのです。
これこそまさに50話でSさんが言っていた『性格は所属したコミュニティ(仲間)の影響』であり、何に影響を受けるのかは人によって異なるという事なのだ…!と思いました。

父の影響

また父と祖父から受けた影響も、非常に納得感の大きいものでした。
ゆきみちは社会に出てから、自分が職場の年上の男性に対して、厳しい目をむけていることになんとなく気づいていました。
人間関係を円滑にするため、口には出しませんでしたが(相手は気づいていたかもしれません…汗)同じ様なミスを女性、及び後輩がしても『仕方ないわ』と思えるのに、年上の男性がすると『ちゃんとしてよ!』と思ってイライラしてしまう。
いつもそうだった訳ではなく、自分が仕事で忙しかったり、精神的にいっぱいいっぱいになると出てくる感情でした。冷静に考えれば、男性も女性も年齢も、どれも違いなんてないとわかるのに…。改めて指摘をされると、ちょっとショックな事でもありました。

ゆきみち
ゆきみち

これはあくまでゆきみちの男性観ですのでご了承ください

…ということで、ゆきみちの家族の話と性格への影響についての話は一旦ここで終わります。
ここからはゆきみちの過去にあった出来事(思い出話)に入ります。

自分の性格についてはぐうの音も出ない納得感で、何も言えない状態だったのですが…思い出話って何か関係あるの?

というか、家族の話の中で、例の私の思考の癖が出てくるのかな?と思っていたので(せっかち!笑)もう癖なんて出てこないんじゃないの?と思っておりました。

Sさん
Sさん

うふふ…ここからですよ!さあ思い出の森に入りましょう

次回から、『思考の癖探しの旅 後編』に突入です。
続く