損するギバーがなくすもの【143】

今も続く感情

自分のイライラが、幼い頃家族に置いていかれた時に感じていたものとそっくりだ!と気づいたゆきみち。驚いたのと同時に、ある単語が頭をよぎりました。それは

『アダルトチルドレン』『毒親』。

65話でも少し触れた内容で、説明欄でも書きましたがこの漫画で詳細は書きません。しかし、内容に心当たりがあったのは間違いありませんでした。(Sさんには、「ゆきみちの親は一般的に言われる「子供を貶める毒親」ではないけれど、父の病気を通し、結果的に近しい影響を与えてしまっている部分はあると思う」と言われていました。)

※なお現在私は、自身をこの2つにカテゴライズしておりません。これは問題を無かったことにしているのではなく、フワッとさせておいた方が「自分が」楽だからです。(詳細は66話をご覧くださいませ)

66話より

その上で、下記の内容を読んできただければ…と思います。

自分の傷

これらの単語を調べていた時に、書かれていたことがありました。

・無意識下で自分は傷ついている
・過去の自分の傷を癒せるのは、大人になった自分である

人は幼少期の周囲との関係性の中で、何かしらの傷ができている。その傷を見ないように、なかったかのように過ごしているが、自分の生きづらさの原因になってしまう場合がある、という内容だったと思います。
私はこれを読んだ時

ゆきみち
ゆきみち

ふーん、私は大した事ないよね、だって普通だし

と軽くスルーしました。私は私自身と私の実家環境を普通だと思っていましたし、いうほど困ったことなど起きていない、むしろ恵まれていると思っていたからです。(48話

しかし5歳から続く自分の感情を見つめた時

私は、すごく傷ついたんだな

と自覚することができました。
この傷は何を買ってもらったとか、どの学校に通わせてもらったとか、そう言った外的要因とは関係ありません。ましてや他人から見て『些細な事』であるかどうかも、関係ありません。

大切なのは
自分にとって』どうだったのか。

自分が苦しいのであればそれは苦しい、それ以上でも以下でもないと思います。

だんな
だんな

苦しさを人と比べなくていいのだ


自覚できたところで、ではどうするのか?当時集めた情報では

傷ついた過去の自分に対して、大人のあなたが優しい言葉をかけよう

とありました。ゆきみちは考えました。

ゆきみち
ゆきみち

自分がかけて欲しかった言葉って何…?

自分を癒すだの、自分に優しい言葉をかけるだの、そう言った経験がほぼないゆきみち。
頭を振り絞ります…!

だんな
だんな

ファイトー!

続く