今も続く感情
自分のイライラが、幼い頃家族に置いていかれた時に感じていたものとそっくりだ!と気づいたゆきみち。とても驚いたのと同時に、コーチングを受けた際自ら調べたある単語が頭をよぎりました。それは
『アダルトチルドレン』『毒親』です。
65話でも少し触れた内容で、その時に説明欄でも書きましたがこの漫画で詳細は書きません。しかし調べた当時、内容に心当たりがあったのは間違いありませんでした。(Sさんには、ゆきみちの親は一般的に言われる「子供を貶める毒親」では決してないと思う。だけど父の病気を通し、結果的に近しい影響を与えてしまっている部分はあると思う、と言われていました。)
※なお現在私は、自身をこの2つにカテゴライズしておりません。これはそう言った問題はない!本人の気の持ちようだ!といった意味ではなく、フワ〜ッとさせておいた方が「自分が」楽だからです。(詳細は66話をご覧くださいませ)
その上で、下記の内容を読んできただければ…と思います。
自分の傷
これらの単語を調べていた時に、書かれていたことがありました。
・無意識下で自分は傷ついている
・過去の自分の傷を癒せるのは、大人になった自分である
人は幼少期の周囲との関係性の中で、何かしらの傷ができている。その傷を見ないように、なかったかのように過ごしているが、それが大人になった時自分の生きづらさの原因になってしまう場合がある、という内容だったと思います。
私はこれを読んだ時
ふーん、まあ私は大した事ないよね、だって普通だし
と軽くスルーしました。私は私自身と私の実家環境を普通だと思っていましたし、いうほど困ったことなど起きていない、むしろ恵まれていると思っていたからです。(48話)
しかし5歳から続く自分の感情を見つめた時
私は、すごく傷ついたんだな
と自覚することができました。
この傷は何を買ってもらったとか、どの学校に通わせてもらったとか、そう言った外的要因とは関係ないと思います。ましてや他人から見て『些細な事』であるかどうかも、関係ありません。
大切なのは
『自分にとって』どうだったのか。
自分が苦しいのであればそれは苦しい、それ以上でも以下でもないと思います。
苦しさを人と比べなくていいのだ
自覚できたところで、ではどうするのか?当時集めた情報では
傷ついた過去の自分に対して、大人のあなたが優しい言葉をかけよう
とありました。ゆきみちは考えました。
自分がかけて欲しかった言葉って何…?
自分を癒すだの、自分に優しい言葉をかけるだの、そう言った経験がほぼないゆきみち。
頭を振り絞ります…!
ファイトー!
続く