母を困らせたくない
ゆきみちは母親の事を困らせたくないと思っていました。それは何故か？
色々大変そうだったから
前回51話で母はとても真面目で、家事などもしっかりやる人だったという話を描きました。母がこのような行動をとるのは私（及び家族）の為であった事は理解していましたので、何か手伝いたいな！と思ったのだと思います。
母が喜んでくれる事が嬉しかった、役に立ちたいと思っていた。
これは幼いからどうの…という話ではなく、大人になった今でも自分のために色々してくれている人の助けになりたい！という気持ちは自然に湧きます。
優しくしてもらったら、優しくしたいよね！
うんそうだね
自分を大人びて見せる
ゆきみちは幼い頃、自分の事をやたら大人びて見せようとする傾向がありました。私はちゃんとわかっていますよ、平気ですよ、みたいな感じですね。特に母にはそうやって接してしまっていたと思います。
そこでまたしてもSさんからの質問が飛びます
それは何故でしょうか？
記憶を辿るとその方が母が喜ぶと思っていたんですね。今考えるとなんでだよ！？と突っ込みたくなるのですが（子どもらしくな〜い笑）当時は大人びた態度を取る事で
自分はお母さんの愚痴くらい聞ける、頼っても大丈夫だよ
そう思って欲しかった、母の支えになりたかったのです。
母が大好き
自分の過去を振り返れば、これでもかとお母さん大好きエピソードが出てきました。ゆきみちは幼い頃の記憶が結構残っている方で、掘り返せばまだまだあります。
ただ不思議なのは、母の事は好きなのですが、同時によく怒る怖い人という印象も持っているのです。特に何かをおねだりする時はとても緊張していました。（なかなか買ってくれない）
大好きだけど、怖いから嫌い。
ゆきみちの母への感情は、複雑に入り混じっていました。
また現在は怖いというより面倒くさいに発展してしまっていて（汗）私が家にあまり帰らない理由（48話）の一部ではないか？と思います。…少なくとも現在の私に、当時ほどのラブパワーはないと思われまッス…
昔某歌手が「大っ嫌いなのに愛してる〜♪」って歌ってたよ、あんな感じかな？
え？ああ、うん
次回は別の家族の話に入ります
続く
