助けてと言えない
Sさんから指摘された
ゆきみちさんが搾取を生み出してしまっている面がある
この答えは
人を頼ることができないから
というものでした。前回出した私の弱みそのままですね。
誰かの役に立ちたくて頑張って、抱えすぎてパンクする。その前に「できない・助けて欲しい」と言えないのが私の弱点であり、搾取の根元になっている。
ちなみに細かく言うと、「助けて欲しい!」と外部に声を出せなかった‥と言うよりは、出した時はもう
どうしてこんなにやってるのに周囲はわからないの!?
もっと察してよ!
助けてって言った私が悪いみたいじゃんか!
と怒っていました。つまり声に出した時は既にパンクしてるんですね。(あれ?)
どうしてこうなってしまうのでしょうか。
相手は自分を察することはできない
Sさんは
周囲はあなたが苦しんでいる事に気づけていない
と言いました。これは69話で紹介した根本裕幸先生の著書『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』にもはっきりと書かれていた事でした。
「いつかわかってもらえる」と言う控えめな思いは素敵です。
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/27018
しかし私は「自分の口で言わなければ、相手には決して伝わらない」と思いを打ち砕くような事を伝えます。
陰であれこれと配慮した思いが相手に伝わる可能性は、想像よりもずっと少ないものです。
文章は一部省略させていただいておりますが、要は相手は自分を察することはできないということです。
損するギバーは『お察し』能力が高い人が多い。同時にそれを相手にも求めてしまっていることが多い。自分が言わなくてもできるんだから、できるでしょ?このくらいわかるでしょ?と。これを無意識にやっている。
ちなみにこのように、『自分が相手を察せるのだから、相手も察せるだろう』と無意識に考えてしまう事を投影の法則と言うそうです。
ゆきみちはこれをやって、相手の反応を待ちパンクしているのです。
頼れないのは完璧主義だから?
ではゆきみちは何故パンクするまで「助けて!」と言えなかったのか?Sさんには
完璧主義が原因かな?
と予想をされました。私はこの指摘を
自分の高い目標達成のため、相手を排除してしまう(=頼らず自分でやる)
と言う意味で捉えました。
この要素も間違いなくありました。私は他人が自分の仕事に関与すると、つい心配になってしまうところがありましたので(汗)
しかしこれよりもっと大きくあったもの…それは相手の反応でした。
81話で描いているのですが、仕事を頼んだ時、苦言を呈されるのが苦手なのです。
私は、相手は仕事を面倒くさいと思っていると決め付けていました。また
仲良くしているのは私が仕事上便利だからで、本当に困ったら関わろうとしない
と決め付けていました。表面上でいい顔したって、面倒な仕事は嫌でしょ?それを押し付ける形になって嫌な顔されるくらいなら、自分でやる方が気楽なんだよ、と。
だからSさんの
助けてと言ったら、みんな必死で助けてくれますよ
を非常に懐疑的に聞いていました。
…本当はこれまでの職場の人に「もう少し周囲を頼ったら?」と言われた事もあったのにね。
やっぱりSさんはSパー(エスパー)…なのかな?
…………………
続く