損するギバーがなくすもの【81】

嫌われたくない

7コラム法を使って自分の過去を振り返ると出てくる思考の癖。改めて見つめると、見え隠れするものは…「他人の目」そして「嫌われることへの恐れ」でした。

望んで『他人に嫌われた〜い!』と言う人は少ないと思いますが(笑)嫌われることがどのくらい怖いか?は、個人差があると思います。

この「嫌われたくない」と言う感情は、損するギバーの天敵です。行動の理由が最初から他人軸になってしまうからです。もちろん私は、この理由だけで働いていたわけではないですし、誰かの役に立ちたい!と言う気持ちでやっていた事もたくさんあります。
…だけど、自分が苦手だと感じる人にまで損するギバーをしていました。そして、これはちょっとおかしいよねと自分でも気づいていたのです。

私は周囲に「ゆきみちは○○さんとも仲良くできてすごいね」と言われることが多かったです。この○○さんと言うのは、大抵癖が強く、社内外で避けられている事が多い人でした。

私はそう言う人とも普通に話していましたし、話すほうがいいと思っていました。○○さんの話をよく話を聞けば、我慢できないほどではなかった。そうやって付き合えばなんだかんだ仲良くなれたし、何より好き嫌いを仕事で出すなど、子供のやる事だと思っていました。私はそんな事しないよ、と。

でも…本心はそんなふうに割り切れてはいなかったと思います。本当は嫌だった、でも仕事だから仕方ないと思ってやっていた。誰からもなるべく嫌われたくない、嫌われるのが怖い、…というどろっとしたものを隠して付き合っていたと思います。

ゆきみち
ゆきみち

そうするのが社会人として正しいと思ってたよ…

だんな
だんな

俺は人に嫌われるのそんなに気にならないけどなあ

癖とA面を嫌い出す

今更ですが、ゆきみちはとにかく自分を責め、追い込みがちです。穴があったら直したい!が強い。Sさんに人格を出してもらい、自分の癖が出やすい状況がわかるようになると…徐々にA面を嫌いはじめていました。
自分の思考の癖が、真面目さがこの事態を起こしているんだ!このやろうー!と思うようになっていったのです。同時にB面出てきてよー!と思うようになり、B面の事が良く見えるようになっていきました。

ゆきみち
ゆきみち

A面が悪い!

だんな
だんな

極端だなあ

コーチングにアファメーション、認知行動療法にまとめ…どんどん自分に課題を課していくゆきみち。コーチングは「転職活動」そのものに移っていきます。

続く