










仕事の棚卸しスタート
転職に向けいよいよ「これまでの業務の棚卸し」に入ります。転職活動を一回でもやった事のある人なら、これがいかに面倒であるかはお分かりいただけるかと思います。そしてゆきみちの受けたキャリアコーチングの真骨頂はここからでした。
これまでコーチと一緒に出してきた『人格』や『思考の癖』が生かされ、一人では絶対できなかった細かい棚卸しが行われていきます。
ゆきみちの経歴
ゆきみちのファーストキャリア(一社目)はデザイン会社ではありません。DTPについて詳細は27話で書いてありますが、主にデザイナーが作ったデータを印刷物に落とし込むためのチェックや処理を行う仕事でした。
こう聞くと、なんだデザインより簡単そうだと思う人もいるかもしれませんが、求められるスキルが全く違います。
お客様がどんな状態でデータを作ってきても対応するため、多くのソフトや出力機の知識が求められました。またゆきみちの会社はそこそこの規模で、扱う案件数が多いのでスピードも必要。書店に並ぶような大型案件もたくさん扱っていましたので、金額的なプレッシャーもありました。
ついていかなきゃ!とがむしゃらに仕事をする新卒時代。働くのが、ミスをするのがとにかく怖かったのをよく覚えています。
例の思考の癖…『人に不要と思われてはいけない』が爆発していたな、と今は思います。

周囲のみんなも働くのが怖い!と思っているのを我慢してるんだ〜って思ってたよ

俺は別に怖くなかったよ
業務をまとめたノート
そんなゆきみちは、日々会社で学んだ事を家でひたすらノートにまとめていました。口で説明され、一回対応しただけでは覚えられた気がしなくて、ミスしたくないという不安からやっていた事でした。コーチングでそのことを思い出し、Sさんに見せた所

そういうのがゆきみちさんの能力なんですよ

はい?
本人が無意識でやっている事を、『能力』として見つけ言語化してくれる
これがコーチングの凄いところ!自分では、ただ不安から書いていたノートを「私って自習力があるんだよね!」なんて思っていませんからね。
その精度はこれまでコーチングで丁寧に追った過去の行動・人格から打ち出されたもので、非常に信憑性の高いものとなります。

コーチングを受けると、能力のない人なんていないってわかる

良いところはたくさんあるんです
業務の棚卸しは進みます!
続く