仕事の棚卸しスタート
転職に向けいよいよ「これまでの業務の棚卸し」に入ります。転職活動を一回でもやった事のある人ならこれがいかに面倒であるかはお分かりいただけるかと(涙)
しかしどんなに面倒でも、職務経歴書に書いたり面接でアピールするのはこの『棚卸し』の内容ですので、避ける事はできません。
そして…ゆきみちの受けたキャリアコーチングの真骨頂は、むしろここからでした。
これまでコーチと一緒に出してきた『人格』や『思考の癖』がここで生き、一人では絶対できなかった細かい棚卸しが行われていきます。
ゆきみちの経歴
78話で少し触れましたが、ゆきみちのファーストキャリア(一社目)はデザイン会社ではありません。DTPについて詳細は27話で書いてありますが、主にデザイナーが作ったデータを印刷物に落とし込むためのチェックや処理を行う仕事でした。
こう聞くと、な〜んだデザインより簡単なんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、求められるスキルが全く違います。
お客様がどんな状態でデータを作ってきても対応するため、多くのソフトや出力機の知識が求められました。またゆきみちの会社はそこそこの規模で、扱う案件数が多いのでスピードも必要。書店に並ぶような大型案件もたくさん扱っていましたので、金額的なプレッシャーもありました。
…理系を求められながら体育会系を求められているような感じ?
ついていかなきゃ!とがむしゃらに頑張る新卒期だったのですが、働くのが、ミスをするのがとにかく怖かったのをよく覚えています。
当時はわかりませんでしたが、例の思考の癖…『人に不要と思われてはいけない』が爆発していたのだな、と思います。
周囲のみんなも働くのが怖い!と思っているのを我慢してるんだ〜って思ってたよ
俺は別に怖くなかったよ
業務をまとめたノート
そんなゆきみちは、日々会社で学んだ事を家でひたすらノートにまとめていました。口で説明され、一回対応しただけでは覚えられた気がしなくて、ミスをしたら大変だ!という不安からやっていた事でした。コーチングでそのことを思い出し、Sさんに見せた所
そういうのがゆきみちさんの能力なんですよ
はい?
となった訳です。Sさんは
本人が無意識でやっている事を、『能力』として見つけ言語化してくれる
のです。これがコーチングの凄いところ!自分では、ただ不安から書いていたノートを「私ってさあ〜自習力があるんだよね!」なんて思っていませんからね笑
その精度はこれまでコーチングで丁寧に追った過去の行動・人格から打ち出されたもので、非常に信憑性の高いものとなります。
コーチングを受けると、能力のない人なんていないってわかる
良いところはたくさんあるんです
業務の棚卸しは進みます!
続く