カウンセリングを検討した
話し合いの結果、ゆきみちはカウンセリング受けることにしました。就職以前の問題と自分でも感じ始めていたのと、やはり金額的に二の足を踏んでしまったのです。
ちなみに件のキャリアコーチングは転職フォローのないもっと安いプランもありました。が、そちらはあまり考えていませんでした。
転職したかったんだもん
「自虐癖」は図星
※34話でKさんに「自分を貶める言葉を話の頭にいれる」と指摘されました。ゆきみちが自虐的な言葉を言うのは
言われた相手は、私に対して批判を言いづらくなる
ということがわかっていたからです。面倒くさい人の攻撃を避ける為に使用していた処世術のようなもので、社会に出てから特に使うようになったと思います。
そして…これが逃げのコミュニケーションだということもわかっていました。
私が幼く思慮が足りないのが悪い、私が無能だからできない。
こっちは否を認めた弱者です(だから面倒な事を言わないでね)
と暗に言ってるのと同じことでした。
他人と衝突したり変に期待されたくないから、さっさと白旗をあげるのです。
謙遜と自虐の違いがわからなかった…
日本人特有だよね謙遜は
ただ自分では謙遜のつもりで使っていた部分もあり、何より何回も言っているとは思っていませんでした。
以前の職場でも、就職の面接でも、私の想像の何倍も多用していたことでしょう。この指摘はショックではありましたが、Kさんに教えてもらわなければ、自分では絶対気づけなかったと思います。
自分にお金を使わない
コーチングを受けたとしても、転職を約束される訳ではありません。悩んだことはこんな事でした。
- 本当に私の問題はコーチングで解決するのか
- 若くないし、急いで転職しないと不利なのでは
- この金額を払って転職できなかったら時間も費用も大損ではないか
特に3つ目です。ゆきみちはこれまでの人生で、形のあるものや自分が想像できるものにしかお金を使ったことがないのです。
よく形のないもの(経験)にお金を使いましょう!という話の例で『旅行』が出てきます。
私からしたら、あれは十分形があります。素敵なホテルには泊まれるし美味しい料理は食べられる…なにより行く前から楽しさをある程度想像できます。
でもコーチングは結果が全く想像できない。
想像できないものにこんな大きなお金を出して失敗したくない、損したくないと思っていました。
…でもこの時、これまでの自分の行動を振り返ったのです。
私っていつもこう
自分に対してお金を出さない
人生で一回くらい、自分に対して大きなお金を出してみてもいいんじゃない?
出すのは…今だ!と心に火がついたのです。
思い込んだら一直線!ちなみに鬼滅の刃で一番好きなのは伊之助で〜す!
あのシルエットはあの漫画の大猿‥
一世一代人生初の大博打!そんな気持ちでコーチングを受ける事にしたゆきみちでした。
続く