損するギバーがなくすもの【182】

シャボン玉が好きな理由

シャボン玉で生きるには大道芸しかない…本気でサーカス入団を目指そうと言う意味ではなく(笑)これも一種のひねくれのようなものだったと思います。
しかし、ふと思ったことがありました。

ゆきみち
ゆきみち

このワクワクって…一人だな?

シャボン玉にワクワクする…では何が?と言われれば、シャボン玉を見つめて一人空想にふけることが好きなのです。

幼い頃、シャボン玉は何時間やっていても怒られませんでした。親からしても、家にある洗剤を薄めて作るシャボン玉は、お手軽な遊び道具だったと思います。

自分の意のままに出てくるシャボン玉は本当に夢のようで、姉弟がいなくても友人が他の遊びをしていても関係なく、ずっと一人で遊んでいました。私は一人で没頭できる空想世界にワクワクしていたのです。

55話より 一人遊びが大好き

他人に合わせるの、好き?

このシャボン玉の話が発展して

ゆきみち
ゆきみち

私のワクワクは、他人はあまり関与してない気がする

と旦那にポロリと伝えました。すると彼は言いました。

だんな
だんな

ゆきみちは自分が思うほど他人に合わせるのが好きじゃない

これも長年彼が思っていた事で、106話138話に繋がります。
彼は最初に私が「ディレクターを目指したい」と言った時から、微妙な反応をしていました。

106話
138話
だんな
だんな

あなたはかなり個人主義な動きをしている。過去のキャリアにも出ている。

安定した大きめな企業・大人数の中でキャリアップを目指したい人は、ゆきみちのような行動はしない。むしろそういった働き方を避けているように見えるけど?と。

だんな
だんな

新卒入社のオペレーター会社は、歴史もあって大きい会社だったのに、なんでやめたの?

ゆきみち
ゆきみち

自分にはこれ!と言える物が欲しかった

86話より

言われてみればその通りなのです。私が一番ワクワクしていたのは、小さなデザイン会社で自分のスキルを武器に働いた2社目です。少なくとも、3社目のディレクター業ではありません。むしろその頃は『仕方ない』と自分に言い聞かせ、自尊心を削りながら働いていました。

そして今の迷子状態につながっています。

139話より

これまでの漫画でも描きましたが
自分の思考と行動(選択)・それによって起きる結果は必ずリンクしています。

私がどんなに口で正論を並べたとしても…行動は思考の全てを表しているのです。

だんな
だんな

嫌ならそれでいいじゃない、なんで素直に本音を言わないの?

ゆきみち
ゆきみち

続く