コーチングスタート
談笑を交えながらゆるりとコーチングはスタートしました。
ゆきみちはSさんに今回気づいた事、体調を崩した原因を自分なりに話しました。
128話〜を口頭で言うのは無理なので(バスの話とか特に…)
私が私を褒めない事が原因だと思う
と伝えました。そしてこれは以前の職場での苦しみとも繋がっている、と理解できるようになっていました。
体調を崩した理由=職場での怒り
私はこれまで職場で様々な仕事をこなしました。それに対し周囲は私を褒めてくれていた、と思います。でも私自身が
「できない人がおかしい」「大した事はしていない」
と言い、そのうち
「何で他の人はしないの?」「なんでも私にばかりやらせて、ずるい!」
と怒っていました。
気付かれている方もいるかもしれませんが、この前職で思っていた事は、私が内面の自分自身に向けて発している言葉・態度と同じ流れです。
私は私に厳しく、誰かを頼る事・頼み事断る事を迷惑だと思っています。他人の期待に応えられない事に罪悪感をもち、精一杯応えようと無理をします。完璧主義で自己犠牲的です。
自分自身がそうだから、同じように周囲にも『あなたもやりなよ、できるでしょ?』と心の中で無意識に思ってしまう。仮面を被り口には出さないようにしても、内心はそうしない周囲に怒っています。まるで私の内面に『もっとやりなよ、できるでしょ?』と言い、厳しく叱るように。
自分に対する態度や言葉が、そのまま他人への態度・言葉になっていました。(これを心理学用語で投影の法則、あるいは鏡の法則というそうです)
頑張る自分を褒めないし、十分だと言わない。周囲への抑圧した感情と、私自身の厳しい言葉の攻撃に耐えきれなくなり、心が限界を迎えた…と思っています。
というか細かい論はさておき、もう自分に厳しくするのはしんどいからやだというのが心の99パーセントを占めていました。笑
疲れたんだよォ!
完璧主義で自己犠牲的な人
Sさんは話の中で
実はゆきみちさんのように完璧主義で人に犠牲的に尽くしてしまう方が、相談にたくさん来られます
と話してくれました。完璧主義で自己犠牲的…これは私がやっていた損するギバーの事です。
そうなの!?
遡る事42話、Sさんとの初コーチングでゆきみちが損するギバーの話をした時『こんな事で悩むのは私くらいだろう』と思っていました。しかしそうではないらしいのです。
私はこの単語を聞いた時、ある質問をSさんにしました。
Sさんもそうじゃないですか?
これはゆきみちがある時からずっと思っていた事でした。
コーチングはクライアント(ゆきみち)の話をするのがメインであり、Sさんの事を聞く場面はほとんどありません。しかし私の中でいろいろな事が繋がり、思わず聞いてしまったのです。
……………
Sさんの返答は…!?
続く