止まらない怒り
どんどん顔を出すようになっていった行き場のない怒り。頭の中では『仕方がない事だ』と諦め、抑えようとする動きはありました。ただ今までより明らかに自制が効かなくなっていました。特にお風呂に入ると爆発する事が多かったです。（※理由は不明）
お風呂上がりにネガティブな事をよく言ってたような…
リラックスすると素が出るのかもね
怒りの矛先
私の怒りはコーチSさんに向かいました。
もう転職はうまくいかない！という怒りと、達成できなかった自分への不甲斐なさ。そしてコーチングを止める事でSさんに少なからず迷惑をかけた、という現実。それぞれがぐちゃぐちゃと絡み合い
Sさんだって面倒くさいやつに当たってしまった、辞めて欲しいと思っているに違いない
そう考えるようになったのです。そしてそのぐちゃぐちゃした感情は
面倒くさいと思われているならこっちから切る！
と言う気持ちに変化していました。
今思えば、駄々っ子のような状態だったと思います。
ただ私はそれを認めたくないので「そのほうが良いんだ！」と、まるでこちらが潔く身を引いてやる、大人の対応だ！と言った体で旦那に話していました。（※なお自主的にコーチングを退会する事は契約内容に基づき可能でした。）
それを聞いた旦那は、辞めるのは自由だと前置きをした上で
Sさんが君の事を「迷惑だ」「面倒くさいやつだ」と言ったの？
と言いました。
これは仮面傾向（124話）と同様、長年彼が私を見ていて感じていた事だそうです。
ゆきみちは元々とても心配性で、物事を先取りして考える癖があります。お察し力（67話）がまさにそれです。もちろんそれが良い方向に生かされることもありますが、他人に対してネガティブな想像をしすぎだと。
言ってるのは自分じゃないの？
多分Sさんはそんな事思っていない。ほんの少し話しただけだけど、少なくとも俺にはそう言う人には見えなかった。悪い方に想像を膨らましすぎじゃないの？と。
……………
最後に
今ここで辞めたとしても、誰も君を責めないよ。頑張ったと思う。最後は自分で決めれば良いと思う。
と言い残し、その場を去ったのでした。
続く
