書類が通る
条件がよく、ステップアップできそうな企業への応募ができないゆきみち。
なお110話の時の状態(眠れない、ボーッとする)は全く解消されておりません。ですがSさんやエージェントの応援を受け、何より自分のキラキラした未来を見据え、応募をし続けました。
すると、いきなり一社書類が通りました。
リモート主流・ゆきみちの希望している労働条件は十分クリアした会社。そしてここはエージェントHさんのオススメの企業でもありました。
さぞ嬉しいかと思いきや、ゆきみちの内心は
…通っちゃった
でした。
君は一体何をしてるんだ
志望動機を提出
志望動機は、応募の段階で必要な場合もあれば、後でいいと言う会社もあります。今回は後提出のパターンでした。
ゆきみちは困りました。何故かと言えば、書類選考の通過が想像より早かった為、Sさんに何も習っていなかったからです。習うというか、何も触れていなかったというか。
ゆきみちの受けたキャリアコーチングは、書類添削もしっかりとしてくれます。(履歴書・経歴書含む)私には自作で作ったものがありましたが、自分の中ではこれは【仮】と言う位置づけでした。
何故なら自作のものは、旦那の転職レクチャーの頃(14話〜17話)に作ったものであり、いわば彼の我流。プロに直してもらう方が、通過率はさらに上がると思っていたからです。
これは志望動機も一緒で、Sさんに書き方のノウハウをしっかり習えば、もっともっといいものができるだろうと思っていました。
故に、それをまだ知らない状態で企業の選考が進んでしまった事に対して非常に焦り、不安になっていたのです。
せっかく通ったのにうまく書けなかったら大変だ!
SさんとはLINEで連絡が取り合えます。
志望動機ができたら見せてください!チェックしますよ
と言われていたので、旦那と二人でやっていた頃のやり方で書き上げ、Sさんに提出。
添削してもらい、直す気満々!でした。
次の日にはHさんと電話で打ち合わせ予定になっていた為、急ぎ出さないといけない。きっとガッツリ直しが入ってくるだろうからそれを反映させて…と先の事を考えると頭の中はさらにパニック。Sさん早く!Sさん早くーーーッ!と思っていました。
今思えば、そんなに焦るような時間じゃなかったんですが(BY仙道彰)内からあふれるネガティブな不安(113話)、睡眠不足(110話)などが重なり、精神状態が限界だったのだと思います。
無事、Sさんからの添削内容が届くのですが
…それを見て、ゆきみちは驚く事になります。
えっ?
続く