損するギバー脱出編【9】

選択が取れない場合

損するギバー脱出に必要なのは

他人ではなく自分を喜ばせる

選択を取る事。
その為には自分が本当はどう思っているのか?を優しく問い、選択を変えていく事が大事です。一例が前回の話、あるいは167話で紹介した「メニューを好きに決めよう」もそれにあたります。「自分はこれが良い!」「自分はこう考える!」という選択を、自分にできる範囲で繰り返すのです。

しかしメニュー決めはさておき、

ゆきみち
ゆきみち

頼まれ事を断るのはちょっとなあ

と思われた方。罪悪感・恐怖・自己嫌悪・怒り…こう言ったモワッとした何かが自分の選択を強く阻み、どうしようもない場合。

カウンセリングやコーチングを一回検討してみるのも一つ、と思います。ここに絡むのが思考の癖だからです。

自分の根へアクセスする

思考の癖については過去の漫画を参照ください。(45話)(61話)これが暴れる時は

自分の心の傷(過去の傷)がうずく時

です。自分の中で「こうあらねばならない(じゃないと●●●になる!)」という思いが、傷口からブワーっと吹き出ており、心のシーソーのバランスを崩します。

であればこの傷をなんとかしたい!と考え、書籍を読み漁ったり、ネット情報を得て解決しようとすると思います。(私がそうでした)

…希望を打ち砕くようなことを言いますが、思考の癖の正体(傷口がうずく理由)はどの書籍、どのネット記事を見ても載ってはいません。それぞれの過去にあるからです。

番外編8より

少なくともゆきみちが損するギバーをしていた理由

父のようになりたくない

はどこにもありませんでしたし、見つけることも出来ませんでした。だから対処法も見つかりませんでした。

細かいことを言えば、世間で見つけることのできる情報には「〜かもね」という傾向は載っています。また対処法も一定正しく、効果もあると思います。(このブログで紹介した本裕幸先生の御本石上友梨先生の御本然り)

ただそれらはあくまで万人に向けられた情報です。大切なのはその情報の中から

  • 自分にとって必要な情報はどれかを見極める事
  • 自分の腹にしっかり落とし込む(自分と紐づけ、納得する事)

なのです。これが自分を客観的にみようと言うことなのですが、おそらく心の傷が深い方ほど自力でやるのは難しいと思います。(少なくとも私は出来ませんでした汗)

また「自力でできる人が素晴らしい」と言うものでもないと思います。それだけ、他人に尽くしている(他人のことで頭がいっぱいになるくらい頑張っている!)と言うことでもあるからです。

それをプロと一緒にやってみないかい?という話なのですね。

ゆきみち
ゆきみち

これが自力でできるなら何度も損するギバーしないって話なの!

だんな
だんな

まーね

続く