損するギバー脱出編【6】

STEP.4内容チェック

続いて内容の確認です。45話の通りルールはありません。書いた紙を捨てても構わないのですが、ここでは自分の書いた内容に自分で赤ペンをいれると言う方法で進めます。
中でもゆきみちが

ゆきみち
ゆきみち

ちょっと勘違いしてたなあ…

と思った事を書きます。

感情はそのまま受け取る

STEP.4で大事なのは、感情をそのまま受け取る事。111話がわかりやすいので例に出します。

111話より

当時私は夜も眠れずとても苦しい状態であり、ジャーナリングもそのように書かれていました。ところがそれをポジティブ思考で潰そうとしました

111話より

なぜ潰そうとしたのか?その方が良い結果になると思っていたからです。

表現が非常に難しいのですが

ポジティブに頑張る事=自分のネガティブを否定する事

ではありません。もう少しきつい言い方をすると

ネガティブ思考を無理にポジティブ思考にしようとするくらいなら、ネガティブ思考のままの方がマシ

だと私は思っています。この行為が強い自己否定だと気づいたからです。

自己肯定とは何か

大事なのでしつこく言いますが、損するギバー状態に切り離せないものがあります。それが自尊心が低い=自己肯定感が低い=自己肯定がうまくできないと言う事です。

111話より

ではこの逆、自己肯定ができているとはどう言う状態か?と言うと、自分がどんな状態であっても、無条件で受け入れができる事を指します。(番外編4より)

番外編4より

もう少し噛み砕いて言うと、自分が何を思ったとしてもOKさ!と言う事です。これを先ほどの111話に当てはめるなら

ゆきみち
ゆきみち

私怖がってるな(肯定)応募数減らすか?

とか

ゆきみち
ゆきみち

しんどい…!(肯定)Sさんに相談するか?

と言う話になってもいいのでは?と言う事です。だって辛いのだから。どっこ〜いゆきみちは

ネガティブ感情・できない事が出てきた
私ダメじゃん(自己否定)
→頑張る

つまり現状の自分を肯定しない状態。自ら自己肯定感を下げているとも言えます。

ゆきみち
ゆきみち

ええ!?

これはポジティブシンキングや努力を否定している訳ではありません。前向きに頑張る事は良い事ですし、必要だとも思います。

でも無理にやるのは違うと思います。

特に損するギバー行為は他人軸状態で、OK(どこまでやるか)の判断基準が相手の反応に寄っている為、やりすぎていたり、頑張る方向自体がよくわからなくなっている可能性が高いと思います。(他人軸については68話をどうぞ)

つまり損するギバーに必要なのは、ポジティブシンキングより先に

自分が』本心ではどう思っているのかを確認する事

そして

「そうなんだ」とそのまま受け入れる事(全肯定)

です。これを何回もやってください。(なおコーチングでは、コーチがこの全肯定を一緒にやってくれました)

私はこれこそが最強の自己肯定であり、自尊心を高めてくれる。自分軸の確立の核になると思います。

ゆきみち
ゆきみち

なお「そうなんだ」は松岡修造的な「激励」ではなく、土手で夕日を背に、コクリとうなずく感じです

だんな
だんな

…?

続く