人の性格
という事で思考の癖探しのスタートです。
まず入り口としてSさんから「人間の性格はどのように形成されるのか」についての説明がありました。
自分の性格は自分が所属したコミュニティに影響を受けやすい
特に幼少期は、家族からの影響が大きくなる
コミュニティというのは、一緒に生活したり、過ごしたりする共同体のこと。幼少期はこれが家族に当たります。
48話でエジソンの話を書きましたが、エジソンは学校では「問題児・落ちこぼれ」と言われ、小学校を3か月で退学したと言われています。ですが彼は母親の教育と考え方に大きな影響を受け、発明王となりました。もし彼が、学校の先生の評価そのままに育ってしまったら数々の功績はなかったかもしれません。
それだけ幼少期の吸収力というのは凄まじく、周囲の影響を大きく受けるのです。
子供の吸収力の高さって、大人から見ると本当にびっくりするよね
みんな素直で一生懸命だしね
母親にそっくり
幼い頃は家族の影響を受けますが、その中でも『多くの時間を過ごした人』の影響が大きくなります。影響の受け方として『その人に似る』もしくは『真逆になる』ことが多いそうです。
似るのは、生きていく上でお手本として真似るということ。
そして真逆になるというのは、その人と自分が合わない、だから反面教師としてこうはなりたくない!という思いから生まれます。
ゆきみちの場合は自分でも笑ってしまうくらい母親とそっくりでした。
・真面目
・白黒思考
・見切り癖がある
なんとなく似てるとこあるかも〜くらいに思っていたのですが、改めて書き出すとあれもこれも似ているので、うんざりしました。
何故なら私は母のこの特徴が好きではないからです。
母は融通が効かないし、極端な白黒思考で判断するし、できそうにないことは挑戦しないし、やってもダメだとわかったらまるで捨てるように諦めてしまうし……
もう少し広い視野で物事を考えられないのかーーー!と何度も思っていたのです。
どっこい自分にこの要素があるんだよ!初対面でKさんにも指摘されてるからね!
書き出すとはっきり見えるんですよね…
当然Sさんにも、お母様に似ていますね〜という指摘を受けました。へギャーー!
研究対象として自分を見る
これは今回のセッションの際に、Sさんがゆきみちに何度も言っていたことです。
自分ではない「誰か」が
こうだったらどう思うか?
どういう行動をとると思うか?
そういう目線が大事。
これは本当に大事な事で、客観的に自分を見つめる練習なのです。
特に内面の事を書き出したり、誰かに打ち明けるのはなかなか難しい。だからこれは自分のことではない、知らない誰かの話だと考えるといい。
…とは言え実際やるのはとても難しいのですが(だって自分の話してるからね!)この漫画においてキーポイントでもあります。
いかに客観的に自分のことを分析できるか?これが自己改革には必要不可欠です。
ちなみに私は一人では絶対できなかったと断言できます!
自分を客観的に見るのはかなり難しいよ〜
自分の過去なんて大したことないから関係ないよとヘラヘラしていたゆきみち。
しょっぱなから鋭い指摘に脂汗が止まりませんでした。
続く