他人との比較
B面が徐々に消えていってしまった理由としてSさんから挙げられたのは
他人と自分を比較した可能性がある
聞いた時、それはあるな…と思いました。
大学生になるまでの間に、自分と他人を全く比べなかったのか?と言えばそんな事はありません。わかりやすいのは勉学の成績で、自分より頭のいい子はたくさんいました。
でも『絵を描くこと』や『美術』についてはそれなりに自信がありましたし、周囲に褒められ求められる事が多い人生だったと思います。それは私のアイデンティティ※の1つだったと言って過言ではないでしょう。※アイデンティティ‥自己・自我の意識の事。自分そのもの。
しかしそれも、大学で徐々に薄れていきました。
大学では自分の作った作品を皆の前で講評され、良し悪しもはっきり言われました。またゆきみちの大学の先生は、東京でデザイン事務所を構え、現役で広告やデザインを世に出している方、アーティストとして活躍している方々です。必然的に面白い・素晴らしい作品には高評価が集中しました。
私が全く評価をされていなかった訳ではありませんが、それでも『自分は自分が思うより大した事がない』と思う場面は増え、自信を失っていきました。
新卒就活でこの意識は顕著になり
- デザイナーは、周囲を「あっ!」とさせるようなアイディアやセンスがいる
- 広告・出版業界は徹夜が当たり前だから辛いに決まってる
- 私はインターンにも行けていない、現場で馬鹿にされる
こう言った思いが頭をもたげるようになっていました。わかりやすく言えば失敗が怖かったのです。そしてそれは『私には地元で就職が合っている』に変わっていきました。それでも制作に関わる事がしたい!と心の中で思っていたので、デザイン部署のある会社に入ったのですが…結局配属はされませんでした。
とても悲しかった、でも仕事だから仕方ないと思って飲み込み、B面よりA面が強く出る環境に身を置き始めます。それが私の新卒時代です。
他者との比較は、巡り巡って自分の人格を潰してしまう事があるのです。
そもそも労働に対して良いイメージがないのよ、仕事は辛い、我慢して当たり前!って言われて育ってきたし
親の影響は少なからずあるかもね
ABの共通点
人格の掘り下げも終盤、私の場合はA面とB面が見事に分かれており、真逆でした。とは言え同じ人間ですから、共通点がないかな〜と探してみたのですが
負けず嫌い…かな?
!!??
自分ではそうは思っていなかったので、正直びっくりしました笑。私はどちらかというと人に合わせ、人の意見を優先的に採用するタイプだと思っていたからです。(張り合って人とトラブルを起こす方が嫌…)
ただ、今は全面的に受け入れています。
コーチングで行った人格の掘り下げは、フワッとしていた『自分ってどういう人間なの?』をかなりクリアにしてくれたと思っています。
旦那も負けず嫌いだよね〜よーしデュエルだ!
嫌だよ
続く