損するギバーはなんとかなる
ダメ元で聞いてみた「なんとかなりますか」に対するSさんの返答は「Yes」でした。
これはたまげました。いやだって転職活動の内容と全く関係ないし。
まさに舞い降りた天使!女神!…というか「人外生物?」って感じですね(言い方)
しかもSさんはこの悩みのサポートが得意とおっしゃられる。
長年この謎現象で右往左往していたゆきみちには全く意味がわかりませんでしたが、そんな事できる人がいる事に本当に驚きました。
Sさんを聖闘士●矢のサオリさんっぽく描こうとしたけど自粛!
小宇宙(コスモ)世代…
自尊心が低い
ゆきみちはとても自尊心が低いです。また、自己肯定感も低いです。この二つについてはごちゃごちゃになりやすく、またほぼ同じという考え方もありますが、この漫画内ではあえて分けて表記します。
自尊心…別名プライド。「自分はすごい」「自分は優れている」と思うことや自分を尊重する心の事。
損するギバーはこの『自尊心』がとても低い場合が多い。自分のことをすごい、優れていると思えないので自分自身を粗末に扱ってしまう。私はこの傾向が強くありました。
と同時に、これが長年自分の中で大きな疑問でもありました。
なぜ私はこんなに自分に自信が持てないのだろう?
これでもデザイナーとしていろいろなものを作り世の中に出してきた。仕事だっていろいろやってきた、スキルだってついた。なのに一向に自分に全然自信がない、自分をすごいと思えない。
なぜこうなのか、わからなかったのです。
自尊心が低いことを自覚してはいたけれど「なぜ低いのか?」がわからないのです
またゆきみちは、周囲からは「自信がある人」と扱われることが多く、あなたならどこでもやっていけるよ!と言われることの多い人生でした。この状況が、さらにゆきみちを混乱させました。
実際、仕事はなるべく断らず、嫌だと思った業務もなんだかんだやってしまえた。自尊心が低いはずなのに仕事はきっちりやれてしまう。人間関係に困ったこともあまりありません。自分をすごいと思っていないのに、周囲にはすごいと思われる行動をとっている(らしい)。
『自分の思う私』と『周囲の言う私』が乖離していて、どちらが本来の自分なのかわからない。
『本当は自分に自信があるのに、周囲に「なんか偉そう!」って思われたくないから隠しているのだろうか…?』と考えたこともあります。
でも自信はないんです。そもそもあったら、就職活動が行き詰まったりしないですから(笑)
自分を責めなくていい
ゆきみちは何事も、最後には『自分が悪いのだ』と自分を貶めてしまう癖があります。損するギバー(自己犠牲)もそう考えていました。この状況を生んでいる自分が悪いのだ、と。
そんなゆきみちにSさんはこう言ってくれました。
今の状況は、ゆきみちさんが悪いというものではない
また周囲が悪いというものでもない
もっと良くなっていけるというものだから自分を責めなくていい
損するギバー、つまり自己犠牲をしてしまう人というのは本来『優しくて』『真面目で』『ちゃんとやりたい』という人が、なるもの。そこにたまたま『困っている人』が居合わせるとついやってしまう。こんな人を責められるものでしょうか?と。
その時、『人の為に頑張れる自分が好きだった』事を思い出し、その通りだ、あまり自分の生き方を悪く言いすぎるのはやめよう…と思いました。
ていうか…なんで私、損するギバーやってるんだろう??
その原因究明が必要ですね
とは言え、このままだと苦しいままです。
ゆきみちの想像通り、どこの職場に言ってもこの損するギバーになってしまう可能性があります。
なんとかするぞーーーーー!
…ということでいよいよSさんのコーチングが本格的に始まります。
ゆきみちは損するギバーを卒業できるのか、そして転職はどうなるのか!
続く