損するギバーがなくすもの【205】

コーチング終了

無事コーチングを終えたゆきみち。終了時ほっとした事がありました。

Sさんがいなくなる事を、怖がらずに終えられて良かった

ディレクターを目指していた時は精神がガタガタで

という一種の依存状態に陥っていたからです。（123話コメント欄「恐怖の根源」参照）しかし終了時はこの不安感がなくなっていました。要因はおそらく

自分の意思で納得のいく方向を決められたから

Sさんに応える、ではなく「自分が」どうありたいかを軸に歩き出せたのだと思っています。

やって良かったコーチング

私は転職を目的にキャリアコーチングを受けた人間ですが、結果的に転職は成功しませんでした。ですが非常に満足しました。病気の父の事を好きになれた事、自分の問題に根っこに気づけた事…コーチングを通して

自分の心・価値観

が大きく変わったからです。

言った事はちゃんとやらなきゃ、守らなきゃ
→今日言ったこと、思ったことが明日変わっても良いじゃん。

●●ができない、ダメじゃん
→できない自分に怒らなくて良い、よくやってるよ。

迷惑かけたらダメだよね（だから頑張る）
→誰かに迷惑をかけたら「ごめんね」って謝れば良いよ。

今までだったら自責・努力し応える場面に、別の答えを用意できるようになりました。

「無責任になったんじゃないの？甘えじゃないの？」と思う方がいるかもしれませんが…違います。世界はそんなに冷たくないと気づき、心に余白ができた。なんでもパキっと分ける考え方じゃなくて、曖昧でも良いじゃないと思えるようになった。ガチガチな土が柔らかくなったような感じです。

これからは雲のように生きたいとは、この柔らかさを持って、軽〜く考えるようにしたいな…という意味です。

正直このような変化が起きるとは全く思っておらず、変化率や得たものを考えると

これで50万円は安い

と思いました（笑）性格は一生変わるものではないと思っていたからです。

と同時に、ここまでの変化があったのは…私が私の為に大きなお金を使い、自分と向き合うこと、話し合う事をしたからだという事も少しずつ認められるようになっていました。

素晴らしい経験だったなと思います。

次回いよいよ最終話です！