損するギバーがなくすもの【175】

損するギバーをやめられる?

今の状況が腹に落ちていくと、ある一つの思いが浮かぶようになりました。

ゆきみち
ゆきみち

私は次の職場で、損するギバーをせずにいられるのだろうか

もちろん頭ではわかっていました。
自分が相手に必要とされたいから、自分を低く見積もり過剰に働く事。頑張る自分を激励せず、他人の目を気にして更なる努力をする事。だから自尊心が低く自信がない事。それが今までの私の働き方で…やめなくては幸せにはなれない事

だけどこれらの行動には

自分を蔑ろにしてでも他人に必要とされ、安心したい

という、過去の恐怖と繋がった私の欲があります。

コーチングを受け、その上で体調を崩したことで、良くも悪くも思考習慣の怖さが嫌というほどわかりました。私は大人になった今もA面(母親)の声をずっと採用し続け、それが習慣化しているのです。

だからこそ、このまま転職したところで結局同じではないだろうか、また同じ事を繰り返すのではないか、と思いました。

Sさんにはコーチング復活の際の電話で

ゆきみち
ゆきみち

これからは自分のために生きていきたい

と宣言した私。

147話より

これは間違いなく本音でした。でも、どうしたらいいのかはわかりませんでした。

ゆきみち
ゆきみち

体調ボロボロだったしね

だんな
だんな

焦りすぎなんよ

これからどうしよう

自分のために、自分優先で生きたい!!と言ったもののどうしていいのか分からず不安定な日々。しかし

ゆきみち
ゆきみち

もう転職やめちゃお!

とはなりませんでした。遡る事12話102話でも描きましたが、私は正社員安定神話の信者でございます。

12話より 独立はやだ
102話より フリーランスはやだ

羊メンタルの私は、誰かに雇われてる方が安心!を信じてずっと生きてきました。
過去の職場はすべて正社員だったし、一応制作として一貫性のあるキャリアも積んできた(つもり)。それを手放すのはもったいない、生活もあるし、老後に備えて貯金もしたい、旦那の鬱が再発して働けなくなったら…など。

心は「もう無理」といっているのに、頭は「まだ見ぬ未来への不安」でぐるぐるしてました。

ゆきみち
ゆきみち

コーチングで転職に向けて動く事も、もうないんだろうなって思ってた

だんな
だんな

あの状態でまだ転職しようとしてるのが怖い

そんな状態の中、Sさんからコーチング再開に向けて新しいシートが届きます。

Sさん
Sさん

続く!