【注意】
この章は「損するギバーがなくすもの1〜206」までを多数引用します。
コーチングを受けた事で「あるもの」がゆきみちの心に現れるようになりました。
・心のブレーキ
・心のステップ
これらはどのタイミングで現れるのか?順を追って描きます。
沼に落ちた時の流れ
コーチングを受ける前
沼とは損するギバーを始めとする、自分の心がざわめく嫌な事全般を差しているとお考えください。人は嫌な事があった時何かしらの形で対処すると思うのですが、私のやり方は大きく3つのステップでした。
STEP1. 嫌な事が起きる(沼に落ちる)
STEP2. ネガティブな感情が生まれ妄想を膨らませる
STEP3. ポジティブな言葉を探して奮起したり、「人生そんなもんだ」と自分に言い聞かせる
ここで注目いただきたいのがSTEP3です。これまで私は嫌な事が起きてモヤモヤしても、それを頭の中で処理しました。起きた問題やそれを引き起こした相手に怒ったり、自責したりする。損するギバーがなくすもの1話〜8話の状態が該当箇所です。
しかしこれでは前向きになれない為、ネットや本で自分を励ましてくれるようなポジティブな言葉、偉人たちの格言などを参考にしては、前向きになろうとしていました。あるいは
人生なんてそんなもん、仕事あるだけマシでしょ
みたいな事もよく言ってました。これは今の状態を肯定し「言うほど悪くない♪」と言った前向きな意味ではなく
- 今がマシだと思わないとやってられない
- 自分の人生を諦めている
みたいな感じです。※ちなみに歳を重ねるごとにこう考える傾向が強くなった気がします。
自分の中ではSTEP3.で自分の心のもやもやは消えている(=沼から抜けられている)と思っていました。しかし実際は抜けられてはおらず、ずっと沼に入っている。だから何度も繰り返してしまうのですが…それが自覚できない。
例えるなら、普段酸素を意識しながら生きていないのとよく似ています。そんなもんだと思っている。これが心の沼です。
沼はなかなか見えませぬ
コーチングを受けた後
ではコーチング後この3ステップがどう変わったのか?
STEP1.嫌な事が起きる(沼に落ちる)
STEP2.ネガティブな妄想を膨らませる
ここまでは一緒ですが、ここでSさんに伝授されたある手法を使います。
STEP3.ジャーナリング
(やり方は45話をご覧ください)
使うのはジャーナリングでなく80話で紹介した認知行動療法シートでも良いのですが、個人的なオススメはまずジャーナリングです。何故ならポイントが、自分の感情を洗いざらい紙に出す事だからです。どんなに汚い言葉であろうと、ネガティブであろうと、全てを書き出してください。
頭だけで処理はしない
次回はSTEP4〜を順番に説明します。
続く