性格は誰のせいでもない
自分の性格は自分の『せい』なのか。Sさんの回答は
そうとも言えるし、そうとも言えない
理由は、『自分ではコントロールできない部分があるから』。人間は100%自分の意思だけで形成されている訳ではありません。私はこれまで、大人になったし責任能力あるんだから自分の問題でしょ?自分で直すべきでしょ?と考えていましたが、それはあまりに残酷すぎるなと思うようになりました。
自分の性格のベースとなる部分は、自分で選ぶことのできない環境下である程度出来上がっているからです。ゆきみちの場合は親…という表記が増えてしまいますが、人によっては兄弟の場合もあるでしょうし、あるいは親戚の人の場合もあるかもしれません。
この意識の変化はコーチングのおかげです
自分を変えていく方法
とはいえ、ではなんでも環境のせい!とするのもどうかな?と思います。何故なら
性格は変えていける
からです。
自己改革(性格を変える)をしたい!と思った時に効果的なことは3つあると言われています。
1.環境を変える
例:住む所を変える、就業場所を変えるなど
2.人間関係を変える
例:自分の理想に近い考え方をしている人と付き合ってみる
※これまでの人間関係を断ち切れという意味ではありません
3.思考の習慣を変える・行動の習慣を変える
▶︎思考の習慣を変える→思考の癖を探し出す方法(コーチングでやった事)
▶︎行動の習慣を変える→朝寝坊していた30分を読書に充てる、など時間の使い方を変える
どれも自分の性格を変えていく効果があります。漫画では入れる情報を水、周囲の環境を土、自分から出てくるものを葉に例えました。水(情報)や土(環境)を変えることで強制的にでも育ち方を変えるということです。
なお、コーチングは3.思考の習慣を変えるの中の一つです。
①原因を探る
②出てくるタイミングを知る
③対策を打つ
これをコーチと一緒にやって、やり方を覚えているのです。
コーチングを受けた恩恵
ここからはやや余談になります。
あくまでゆきみちの感想ですが、上記で書いた①原因を探る②出てくるタイミングを知るを自力でやるのはかなり難しいと思います。特に①原因を探るはセルフの認知行動療法やジャーナリングでさらっとわかるものではなく、プロの協力がいると感じています。
また、世の中にはたくさんの自己改革に関するノウハウ本や、豆知識がネットにありますが、それらは③対策を打つの話じゃないか…?という事にコーチングを受けて気づきました。
もちろん③も大事です。が、肝は①原因を探る②出てくるタイミングを知るだと今は思います。
何故なら、ここが全員違うから。問題の根っこに当たる部分なのです。
原因を知ったから何?タイミングを知ったから何?と思うかもしれません。しかしこの二つを自分で正しく把握できるようになると、仮に自分の嫌な癖が出てきても
あ〜…またやっちった、でもまあこれは〇〇が原因なんだよね
と自分に優しくなれたり
この出方はあのパターンだよね、じゃあこうしてみようかな
と少しずつ選択を変えられるようになります。この『少しずつ』が自己改革にはとても大事です。
ステップ①②③は子供が初めて登る階段のようなものだと思ってください。階段は慣れたら一段飛ばしができるようになったりしますが、最初から③段目に登ろうとすれば転げ落ちますし、降り方がわからなくなります。
これまで私は③ばかりをネットや本で探して、試して、うまくいかない!続かない!なんで!?と自己嫌悪していました。
この発見はコーチングを受けなければ一生得ることができなかった経験と知識だと思っています。
コーチングは思考の根本治療になるね
という事で次回から、いよいよ転職に向けて、働き方の振り返りとコーチングです!
続く