STEP.4内容チェック
ジャーナリングで書き出した内容の確認ですが、45話の通りルールはありません。書いた紙は捨てても構わないのですが、ここでは自分の書いた内容に自分で赤ペンをいれると言う方法で進めます。
中でもゆきみちが
勘違いしてたなあ…
と思った事を書きます。
そのまま受け取る
STEP.4で大事なのは、書かれた内容に何を思っても、そのまま受け取る事。111話がわかりやすいので例に出します。
当時私は苦しい状態であり、ジャーナリングもそのように書かれていました。ところがそれをポジティブ思考で潰そうとしました。
なぜ潰そうとしたのか?その方が良い結果になると思っていたからです。
表現が非常に難しいのですが、ポジティブに頑張る事は、ネガティブを否定することではありません。もう少しきつい言い方をすると
ネガティブ思考を無理にポジティブ思考に変えようとするくらいなら、ネガティブ思考のままの方がマシ
だと私は思います。無理なポジティブ思考は、自己否定だと気づいたからです。
自分を全肯定
あくまで傾向ですが、損するギバーは自尊心が低い=自己肯定感が低い=自己肯定がうまくできない状態になっています。
ではこの逆、自己肯定ができているとはどう言う状態か?と言うと、自分がどんな状態であっても、無条件で受け入れができる事を指します。(番外編4より)
先ほどの111話に当てはめるなら、怖がっている自分をそのまま受け入れ、その上で取れる選択肢を考えるのです。
私は怖い(まず肯定)
→応募数減らしてみるか?
とか
私はしんどい…!(まず肯定)
→Sさんに相談してみようか?
など。しかし当時のゆきみちは
ネガティブ感情・できない事が出た
→それはダメ、甘えだ(自己否定)
→頑張る
現状の自分を肯定しないまま、ネガティブを払拭する努力を強いていました。
はええ!?
これはポジティブシンキングや努力を否定している訳ではありません。前向きに頑張る事は良いことだし、必要だとも思います。
でも無理にやるのは違うと思います。特に真面目で自責思考が強い方は要注意です。
損するギバー行為は他人軸状態のため、OK(どこまでやるか)の判断基準が相手の反応に委ねられています。その為、やりすぎている可能性が高いです。
つまり損するギバーに必要なのは、ポジティブシンキングより先に
『自分が』本心ではどう思っているのかを確認する事
そして
「そうなんだ」とそのまま受け入れる事(全肯定)
です。これを何回もやってください。(コーチングでは、コーチがこの全肯定を一緒にやってくれました)これこそが、他人軸になりやすい損するギバーに大事な自分軸の確立の核になると思います。
なお「そうなんだ」は松岡修造的な「激励」ではなく、土手で夕日を背に、コクリとうなずく感じです
…?
続く