損するギバーがなくすもの【67】

書籍の紹介

今回はゆきみちがブログを始めると決めた時から

と思っていた書籍のお話です。
コーチングを受けて良かったことは色々あるのですが、自分ではよくわからない状態が言語化されたことでした。例えばこの状態↓

口なら説明できるのですが、どう調べたら良いのか分かりませんでした。コーチングを受ける前の検索ワードは

「職場 依存される 辛い」

…とかそんな感じだったと思います。これでも調べることはできるのですが、いまいちしっくりくる情報は出てきませんでした。

コーチングの中で「自分に関わる大事なキーワード」をコーチにいくつも出してもらいました。すると、自分の悩みに非常に近い本やサイトが探せるようになりました。

そこで出会った本が

「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」 根本 裕幸（著）

です。この本は、私がずっと描いてきたような状態におちいってしまっている方、つまり損するギバーの事がバッチリ書かれています。（ビジネス限定ではなく、広い範囲での自己犠牲を扱っています）

表紙の雰囲気の通り非常に読みやすい本ですが、内容は自己犠牲をしてしまう人の心理や対処法がかなり詳細に書いてあります。当事者としては耳が痛い部分もあるのですが、愛のある言葉で綴られているので嫌な気持ちになりませんでした。

なお、冒頭50ページくらいに自己犠牲事例が10人ほど書かれているのですが、状況がわかりすぎて心臓がえぐられました。（笑）

全体を通して、優しさに溢れた素晴らしい良書だと思います。

続く