損するギバーがなくすもの【21】

デザイン部署に上司はいましたか?

ゆきみち
ゆきみち

質問の意味がわからない

ゆきみちの以前の職場に上司はいましたが(※第5話)営業所の代表をしているという意味で、営業職の人です。つまり「デザイン部署の上司」はおらず、作業はいつも一人でした。また第1話の通り、デザイン業務とは別に複数の作業を同時にこなしていたため、「デザイン部署」という意識がそもそもありませんでした。

とはいえ募集内容の作業(カタログ制作やPOP制作)は問題なくできるのだから、そこは別に関係ないのでは?と思っていたゆきみちには、質問の意図がよくわかりませんでした。

褒められるのが苦手

ゆきみちは人に褒められるのが苦手です。「すごいですね」と言われると、自分がどれだけ大したことがないかという事を声高に喋り、自分で自分を貶めてしまう癖がありました

質問の意図はさておき、面接官が作品のことを褒めてくれたのですから素直に受け取ればいいのに

・私ができたのはたまたま知識があっただけ
・プロに比べたら全然大した事じゃない、私はレベルが低い
・他の人だってやろうと思えば簡単にできる事だ

本人は謙虚のつもりなのですが、自虐というか、自信のなさというか、つい口走ってしまうのです。

面接後も、『褒めてもらった』ではなく「募集内容と違うWEB関連の事を作品集に入れたからよくなかったのかも」「変なやつって思われたかも」とぐるぐる考えてしまいました。

ゆきみち
ゆきみち

うおおおお旦那のせいだ

だんな
だんな

なんでだよ

以上で初面接は無事終わりました。