二足のわらじ?
ゆきみちはグラフィックデザイナーとして入社したのですが、ディレクションのような事も行っていました。と言ってもやや曖昧な部分もあるので、ディレクションの一端?だと思います。
・営業の代わりにデザイン方向を考える事
・それを外部のデザイナーに依頼し、進捗管理をする事
なお、これはどこのデザイン会社もそうだ!という訳でなく、営業やディレクターが考えたものを、指示通りに作るのがデザイナーという会社も多数あります。
ゆきみちがこれに気づいたのは、別のデザイン会社に勤めていた友人に「デザイナーの業務範囲が広いね」と指摘された時でした。実際広いのかどうかはさておき、みんなそんなもんだと思っていたので衝撃でした。
他社の情報を知ることは大事だよ〜
自分の会社が普通の基準になってしまうね
仕事の成果ってなんだろう?
出来ないながら日々懸命に仕事に向かった結果、3年目にはお客様から
「社長じゃなくてゆきみちさんにやってもらいたい」と言ってもらえるようになりました。
コーチングシートには自分の『業務成果』を記入する欄があったのですが、私はこれを成果とは思っておらず、備考欄にこぼれ話のような形で書いていました。するとSさんに
これ立派な成果ですけれど、なぜ書かないのですか?
と言われてしまいました。ゆきみちは
…これ成果なの?
と思っていました。(※成果…仕事における得られた良い結果のこと)
作業してたら出来るようになるのは当たり前なのだから、これはむしろ仕事を教えてる社長の成果・実績じゃないの?と。
同期がいない環境でしたので、自分の成長スピードはわかりませんが、少なくとも自分は凄い!とは全く思っていませんでした。独り立ちするのに何時間も残業して、2年も3年もかかってるなんてむしろ遅いと思っていて、Sさんはデザイナーじゃないからわからないんじゃないかしら…と思ってました。
えええぇ…未経験だったんですよ?
なんなのその狂った自虐思考
ワカラナイ…
二社目の社長
このデザイン会社は最終的に退職することになりました。
色々あったのですが、私の人生史上もっとも最悪な別れだったとだけお伝えしておきます。
今でもあの頃を思い出すと、楽しかった記憶と、別れ際の最悪な記憶と、社長はもういない、という現状が交差して変な気持ちになります。とは言え、彼とあの会社が私を商業デザイナーに育ててくれたのは紛れもない事実です。
育ててもらった恩は感じております!
あとこれは最後の教訓としてしつこく言いたいんですけど
徹夜は本当にしない方いいです…
私もやっていた過去があるので偉そうなことは言えませんが、体への負担がとても大きいと思います。
我々は生きる手段として仕事をしているのであって、仕事をするために生きている訳ではありません。命あっての物種ですのでね〜!
ゆきみちと約束だ!
健康第一だね
続く