ジャーナリングの返答
Sさんの返答はゆきみちから見てとても多角的でした。
【ゆきみち】
・視点→1つ（自分の気持ちのみ）
・答え→1つ（男性になりたくない）
【Sさん】
・視点→複数（テーマを選んだ理由・男性について思うこと/他）
・答え→複数（誰かに強さを強要されたくない？自分でしてる？/他）
ゆきみちの考え方が平面的で一方通行であるのに対し、Sさんは立方体で多くの面を見ている。かつそれをカットして切り口を増やし、さらに予想している…と言う感じで、返答がとても多いのです。
正直、こんな返事が来ると思ってなくてびっくり
自分の思考は浅い
Sさんの意見を聞く度、自分の思考って思うより浅いんだな…と言う事に気づかされました。
私はこれまで学業でも人間関係でも、大きくつまづく事がない人生だったと思います。特に人間関係は良好な事が多かった。
だから『自分は人の気持ちがわかる』『これは私の思考が深いから、人の事をよく見ているからだ』とおごっていた部分があったのです。
ところがどっこい、まだ会って数時間のSさんの方がずっと私を分析・理解している。あんな面、こんな面、こんな考え方はどうですか？と意見をくれる。そのどれも私が想像もつかなかった答えであることと同時に、「その通り！」と言うものもある。
『彼女はプロコーチだから』そう言って仕舞えばそうなのかもしれません。
しかしジャーナリングとはそもそも自分の内面をめちゃくちゃに書いているわけで、Sさんは全然知らない事です。
自分の思考の深さは全然大した事はなく、一方的なんだな…と思い知りました。
ジャーナリングを第三者（コーチ）に見てもらったのは、価値があったと思います
通常ではなかなかやりにくい事だからね
ポジティブを押し付けない
これが一番大きかったかもしれません。
何事も前向きに受け取る事は大事だと思います。私自身そうやって乗り切ってきた事も多数あります。ですがこの『ポジティブシンキング』には落とし穴があると思っていて、元気がない時は受け入れにくいのです。
疲れている時に聞かされるポジティブほど苦痛なものはなく、つい反発したくなります。
うっせー！ってなる。言った人に悪意がないのはわかるけど
真面目な人ほどそうかもね
しかしSさんの返答に『あなたの捉え方ですよ』とか『もっと前向きに』言ったものはありませんでした。応援はしてくれますが、薄っぺらい激励はしない。私の質問・意見に対して彼女なりの考えを添え、『あくまで一つの意見』として提案してくれます。
ゆきみちはこれまで書いた通り、基本完璧主義で物事にちゃんとした理屈や意味を見つけて納得してから進みたい！と思うタイプなので、これは大いに嬉しい部分でした。と同時に
こんな人がいるんだ
と驚いた部分でもありました。
これは確かにプロだぜ〜
と言う事ですっかりジャーナリングとコーチングの面白さに目覚めたゆきみち。
コーチから出された宿題その２に入ります。
続く
